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食欲を満たし肥満も防ぐ 食物繊維の知られざるパワー

ダイエットに効果があるだけでなく、血管の大病の予防にもなる

 芦部洋子=フリーライター

 海の幸、山の幸の豊かな秋は、食欲が増す季節。ダイエットに取り組む人には、がまんが辛い時期だ。そこで、食物繊維を積極的に摂取することにより、食べながらやせるダイエットを提案するトークショーが、大人のダイエット研究所主催で開かれた。テレビの健康番組などでもおなじみの池谷医院院長の池谷敏郎さんと、大人のダイエット研究所代表の岸村康代さんが、健康的なダイエットの方法を教えてくれた。

食べないダイエットはリバウンドの元凶

(©subbotina 123-rf)

 「私は13歳のとき、リンゴだけを食べるダイエットで、3日間で3キロやせた後、1日でリバウンドしました。これ以降、あらゆるダイエットを試した結果、おいしく食べながらやせるダイエット法を見つけて成功し、広く提案しています」と話すのは、管理栄養士で大人のダイエット研究所代表でもある岸村康代さんだ。

 内科・循環器科専門医である池谷医院(東京都あきる野市)の池谷敏郎院長も、30代の初めに1日にパン1個程度しか食べないダイエットを決行し、3カ月で10キロ強やせたが、普段の生活に戻ると、ダイエット前より太ってしまったという。

 池谷院長は、「急激なダイエットをすると、少量のエネルギーでも生命維持できるように、体内の倹約遺伝子が働くようになります。そして、少ないエネルギーで活動できる体になった後に、普通の食事に戻って運動をしなくなると、太ってしまうのは当然のこと」と、自身の経験を含めて、食べないダイエットの弊害について話した。

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