大山のぶ代さん報道を機にチェック!あなたの認知症理解度は?
認知症に関するウソ・ホントをセルフチェックして正しい理解を
認知症を公表した大山のぶ代さんの介護について、夫の砂川啓介さんが著書「娘になった妻、のぶ代へ 大山のぶ代『認知症』介護日記」(双葉社)を上梓し、改めて認知症にスポットが当たっています。
「自分も認知症になるのではないか」「親や配偶者が認知症になったら」と不安に感じている方は多いでしょう。実際、認知症高齢者は現在462万人、予備軍は約400万人いるといわれ(2013年5月厚生労働省研究班調べ)、認知症は私たちにとって大変身近な存在です。
正しく理解することが正しく対処することの第一歩。この機会に認知症について理解を深めましょう。
次に挙げた認知症に関する記述それぞれについて、ウソかホントかお答えください。自身の認知症に対する理解度をチェックしましょう(各項目をクリックすると、正解のページに飛びます)。
- 相手の名前が出てこないなどの物忘れは、認知症の兆候だと考えていい
- 認知症になると、徘徊や多動・妄想の症状が必ず出る
- 認知症は遺伝性が高い
- 認知症は絶対に治らない
- 認知症と診断されたら、病院が自動的に要介護認定の申請手続きをしてくれる
- 認知症の一歩手前、「軽度認知障害(MCI)」の段階であれば、認知症になるのを予防できる
- 筋肉をつければ認知症の予防効果が期待できる

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