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「デング熱かも?」と相談を受けた医師は2割弱

デング熱の次はマラリアが来るのでは…

 加納亜子=日経メディカル

以前から患者はいたのでは?

・『バリ島に行ってきた』などのエピソードがなければ、デング熱を疑っていなかった。インフルエンザなどと診断しフォローしていた症例もあったと思う。(40歳代、一般内科、東京都)

・海外渡航歴のある発熱患者さんを診察する際は、輸入感染症の存在を意識していたが、海外渡航歴のない場合には、考慮していなかった。(50歳代、総合診療科、兵庫県)

・今後、これまでに経験したことのない感染症にも目を光らせる必要があるが、診断はできないと思う。(50歳代、一般内科、京都府)

・検査をしていなかっただけで、以前からあったと思う。(50歳代、小児科、茨城県)

・疑って検査をすれば患者数も増える。潜在的には以前から相当数いたと推測される。(30歳代、内科系専門科、千葉県)

・以前から診ていただけに今更という感じ。(50歳代、一般内科、神奈川県)

・個人的にはデング熱のような症例に遭遇しても、鑑別診断に入れていなかったので自省の念がある。(60歳代、内科系専門科、大阪府)

・原因不明のまるでインフルエンザのような高熱を呈する症状は、今までも外来で診たことがある。これまでにも潜在的にデング熱は国内で発生していたのかもしれない。(30歳代、外科系専門科、千葉県)

・以前から入っていたと考えるのが妥当という気もする。これからも感染症の流入に注意が必要だと思う。(50歳代、一般外科、京都府)

・従来から存在していたが重症化することが少なく、これまで目立っていなかったが、航空事業の発展とともに顕在化した。病気のグローバル化と考えてよく、平和な日本に警鐘を鳴らしたともいえる。(60歳代、一般内科、大阪府)

・デング熱は以前から侵入していたと思う。マラリアは大丈夫だろうか。(50歳代、一般内科、兵庫県)

・以前から輸入例は市内でも年に数例報告されており、いつかは国内感染例が出ると考えられていた。報道が騒ぎすぎ。(50歳代、小児科、神奈川県)

・未渡航者に対して初めてデング熱と診断したドクターに敬意を表します。(50歳代、内科系専門科、宮城県)

・シンガポールで働いていたため、デング熱の症例はよく診ていた。そのため、この騒動に少し違和感を感じる。(50歳代、一般内科、和歌山県)

・蚊に刺されただけで受診された方がいた。(30歳代、小児科、東京都)

・診断キットの早期普及が望まれる。東京では広範囲から報告が寄せられているため、デング熱という言葉を患者さんから頻繁に聞く。(40歳代、一般内科、東京都)

・重症化しなければ、かぜ症状で治るはず。エボラ出血熱と混同するような報道は避けてほしい。(50歳代、内科系専門科、神奈川県)

熱帯感染症の対策が必要では?

・温暖化に伴い、日本でも熱帯医学を含めて感染症の見直しが必要と考えられる。(50歳代、総合診療科、大阪府)

・今の時代であれば、デング熱ばかりか、マラリアの流行も十分に考えられるのでは?(50歳代、一般外科、山口県)

・以前ジャカルタで仕事をしていたため、デング熱を含めてマラリア、新生児破傷風、チフス、アメーバの症例をたくさん診察した。日本の医学部も6カ月程度、感染症の臨床を勉強するため海外に出てはどうか?(50代、外科系専門科、大阪府)

・気候の亜熱帯化に伴い、今後もデング熱が日本で発生すると考えられる。的確な予防、的確な診断及び重症化の見極めなど、受け入れる医療者の教育が重要。(50歳代、一般内科、北海道)

・今後、マラリアなどの熱帯性の病気が広がるかも。(40歳代、整形外科、千葉県)

・海外渡航歴の問診は、忘れがちだが重要。世の中がグローバル化していることを認識しなければならない。(50歳代、一般内科、東京都)

・日本列島の亜熱帯化は以前から言われており、熱帯医学も必須になりうるとの話が信憑性を帯びてきた。(60歳代、一般内科、愛知県)

・海外に出かける人が増加し、輸入感染症はこれからも増えると考えられる。(60歳代、産科・婦人科、広島県)

・最近の気候変動で、いわゆる熱帯感染症の好発地域が拡大傾向にあると考えられる。行政や関連学会で、一度日本における新興もしくは再興熱帯感染症の調査を企画して、現状を現場医師に開示してほしい。(40歳代、眼科、静岡県)

・めったに遭遇しない感染症だが、基礎知識は持っておくべき。珍しい感染症はデング熱だけじゃない。(40歳代、一般外科、長崎県)

・渡航歴がなければ除外していたが、今後は渡航歴など関係なく鑑別に加えなければならない。一方で熱帯感染症に関する知識や情報が少ないため、診断は困難。(30歳代、内科系専門科、東京都)

・デング熱の検査キットも手に入らない状態で診察するのは、患者さんにとって逆に無責任になるのでは。(50歳代、一般内科、千葉県)

・今後も色々な熱帯感染症が国内に入ってきたときの対応手段に不安が残る。(40歳代、小児科、広島県)

・今回のように感染拡大し、ある程度の疾患知識と感染経路の特定があれば疑いをもって診察し診断に至ることができるかもしれない。だが、通常診療の中で鑑別には上がりにくく、診断できるか不安。(30歳代、一般内科、岐阜県)

調査概要
日経メディカル Onlineの医師会員を対象にオンラインアンケートを実施。 期間は2014年9月29日~10月5日。有効回答数は2119人。都道府県の内訳は、北海道140人、青森県21人、岩手県18人、宮城県27人、秋田県13人、山形県16人、福島県14人、栃木県19人、茨城県39人、群馬県27人、埼玉県63人、東京都263人、神奈川県93人、千葉県78人、静岡県50人、愛知県114人、山梨県9人、長野県18人、岐阜県39人、新潟県38人、石川県35人、富山県29人、福井県19人、京都府71人、大阪府194人、奈良県23人、滋賀県33人、三重県32人、和歌山県23人、兵庫県100人、岡山県37人、広島県48人、山口県24人、鳥取県13人、島根県11人、香川県16人、愛媛県24人、徳島県15人、高知県31人、福岡県95人、佐賀県12人、宮崎県14人、熊本県33人、大分県21人、鹿児島県24人、長崎県31人、沖縄県11人だった。
この記事は、日経メディカル2014年10月22日付け記事からの転載です。

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