低糖質、高たんぱくが基本、間食OKのライザップ式食事術とは?
3食しっかり食べられ、ダイエットのつらさは少なめ
日経ヘルス
【朝】朝からたんぱく質を食べる習慣を
朝であっても、ご飯やパンは基本的にNG。スープや味噌汁、豆腐や卵を使ったおかずでおなかを満たそう。常備したい食材の一つが、ツナ缶。手軽かつ、1缶で約16gのたんぱく質が取れる優秀な食材だ。たんぱく質のおかずには、葉物野菜など、糖質の多くない野菜を添えるのが理想的。食べる順番はまず、野菜から。血糖値の急上昇を抑えることで、インスリンによる脂肪の蓄積を防ぐことができる。
【昼】低糖質食材の宝庫コンビニをフル活用
ライザップ式のダイエット中、コンビニでは何を選べばいいのか。お薦めは、サラダチキン、味付け卵、鮭の塩焼きなど。サラダは糖質の多い根菜ではなく、海藻や豆腐のものを選んで。豆腐麺など主食の代わりになる商品も活用したい。おでんの季節には、糖質の多い練り物を避け、卵や豆腐、しらたき、タコ串などを選ぼう。
【夜】肉や魚のおかずを中心に
夜は自炊でも外食でもたんぱく質のおかずを中心に。ライザップでは、肉と魚どちらも摂取することを推奨している。肉の場合は、必須アミノ酸をバランスよく含む牛赤身や低カロリーの鶏ささみ、魚の場合は、ビタミンDやEが豊富な鮭、DHAやEPAが豊富な青魚などがお薦めだ。活動量が少ない時間帯の食事は太る原因。特に糖質は脂肪としてため込まれやすくなる。21時以降は食べないようにしよう。
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ライザップが推奨するダイエットの期間は、2カ月だが、長期間行う自信がない人は、3週間程度から始めてもOK。「低糖質」「高たんぱく」の食事で、筋肉量は落とさずに無駄な脂肪を落とし、メリハリのある美ボディを目指そう! (「レンジで簡単にできる、ライザップ式の低糖質・高たんぱくレシピ」に続く)
(文:日経ヘルス編集部/写真:小林キユウ/料理・スタイリング:熊谷有真)
この記事は、日経BPムック『世界一下腹が凹む! ライザップ式「ダイエットボール」』(日経ヘルス編集、52ページ、税込1512円、≪特別付録≫直径15cm「ダイエットボール」)を再構成したものです。