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良質な睡眠のための自律神経の整え方 4つのポイント

順天堂大学・小林弘幸教授に聞く快眠のコツ

 塚越小枝子=フリーライター

 「副交感神経を上げることで交感神経とのバランスをとることが大切です。自律神経を安定させると血流も改善し、質の良い睡眠がとれます」と小林さんは言う。

 自律神経を安定させ、質のよい休養・睡眠をとるためのポイントをまとめた。

1 リラックスできる環境づくり

 クラシックなどゆったりした気分になる好きな音楽や、軽いストレッチなどの運動、締め付けない衣服などで、夜はできるだけリラックスして過ごせる工夫を。

2 首を緩める

 首には重要な血管や神経が集中しており、ここの血流が悪くなると副交感神経のはたらきが阻害されるので、温めたタオルを当てるなどして首の緊張を緩めよう。

3 腸内環境の改善

 腸と自律神経は互いに影響し合っており、腸のはたらきが活発になると副交感神経が優位になる。近年の研究の進歩により、肥満などのさまざまな生活習慣病や、寿命にも腸内環境が関係していることがわかってきて、注目されている。意識的に乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を摂って、腸内環境をよくするよう努めよう。

 「善玉菌が多く、腸内環境がいいと、きれいな血液ができて、肝臓から全身へ回ります。反対に悪玉菌が多い悪い腸内環境だと、硫化水素やアンモニアなどの体にとって有害なガスが出て全身に回ります。そのため腸の環境が悪い人は病気になりやすいのです」(小林さん)

4 呼吸を深くゆっくりする

 特に女性は胸式呼吸なので呼吸が速く、浅くなりがちだという。日頃から深くゆったりした呼吸を心がけよう。吐く息を意識し「4秒かけて吸う、8秒かけて吐く」のがポイント。

 ほんの少し意識することで、自律神経のバランスを整えることはできそうだ。この秋はゆったり休める “休養力”をみがいて、睡眠・休養の「質」を高めよう。

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