日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > からだケア  > トピックス  > 良質な睡眠のための自律神経の整え方 4つのポイント  > 2ページ目
印刷

トピックス

良質な睡眠のための自律神経の整え方 4つのポイント

順天堂大学・小林弘幸教授に聞く快眠のコツ

 塚越小枝子=フリーライター

男性は30代、女性は40代から副交感神経が急降下

 自律神経のはたらきは、気候や気圧などの環境条件、時間や数字に追われる緊張感、怒りや嫉妬などの感情によっても変動し、日々、知らない間にそのバランスが乱されている。

 睡眠も自律神経との関連が深い。現代のストレス社会では、日中の過剰なストレスで夜になっても副交感神経が高まらず、交感神経が優位なまま寝ている人が多いので要注意だ。このような人は血流が悪い状態で寝ているため、疲れがとれず蓄積されてしまうという。

 「睡眠不足になれば副交感神経はすぐに下がります。例えば徹夜明けなどにハイになっていても、ネズミのように動いているだけで物事は全然進んでいないということがあると思いますが、これは交感神経だけが優位にはたらいて、副交感神経が全くはたらいていない状態です」(小林さん)

 また、自律神経は加齢と共に乱れやすくなる。男性は30代、女性は40代から副交感神経のはたらきが急降下することがデータでも明らかになっている。

 「男性の平均寿命が女性より約10年短いという寿命差があるのは、男性の方が女性よりも10年早く副交感神経が下がるからです。ですから、20代までは徹夜で仕事をしていても、30歳を超えたらやけにダメージを自覚する男性が多いのではないでしょうか」(小林さん)

 現代人の睡眠時間は年々減少傾向にあるというデータもある。加齢やストレスといったさまざまな要因により、交感神経優位になりがちで、逆にリラックス状態になりにくい状況だからこそ、それを自覚し、受け身ではなく能動的に休養をとる工夫が必要かもしれない。

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 怖い病気を招く「中性脂肪」を食事・運動で徹底対策!

    健康診断でもおなじみの項目である「中性脂肪」。血液中の中性脂肪が150mg/dLを超えると、脂質異常症の1つ、「高中性脂肪血症(高トリグリセライド血症)」と見なされる。血管の老化を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞を遠ざけるためにも、中性脂肪が上がるのを避けなければならない。そこで、今回はやっかいな中性脂肪の正体や、食事や運動でできる鉄板の対策法を一挙紹介していく。

  • 長年の悩み「腰痛」を解消! 痛みを和らげる体操4選

    腰痛は日本人の国民病とも言える身近な症状だ。特に問題なのは、原因がはっきりしない、「なんだか知らないけど、いつの間にか…」始まってしまう「慢性腰痛」だ。長年にわたって慢性腰痛で悩む人は少なくない。そこで、今回は長引く腰痛の解消が期待できる体操を一挙紹介する。

  • 怖い緑内障 忍び寄る失明を回避するには

    緑内障は放っておくと失明を招く怖い病気だが、病気が進んでも中心部の視力は保たれるため、自分ではなかなか気づきにくい。本記事では、緑内障による失明を回避するために知っておきたい期症状の特徴や、早期発見のために必要な検査、最新治療などについてコンパクトに解説していく。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2022 Nikkei Inc. All rights reserved.