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過半数の医師が「糖質制限」を支持

医師の3人に1人は自ら実行

 大滝隆行=日経メディカル

効果は認めるも実効性や理論に懐疑的

・効果はあると思うが、カロリー制限によるものかもしれない。(50歳代勤務医、神経内科)

・特に基礎疾患のない方において、比較的短期間での体重減少には効果が高いと思います。しかし、体重の維持がとても難しいです。他の食事制限との比較研究でも、調査対象期間中の離脱率が高いです。(30歳代勤務医、総合診療・一般内科)

・自分ではリバウンドを経験しています。(50歳代勤務医、神経内科)

・日本の糖質摂取量は世界的には多くはないし、この10年間でも増えてはいない。運動量低下が重要な要因では?(50歳代開業医、総合診療・一般内科)

・以前自分でも試してみたことがありますが、1日で挫折しました。糖質以外は何をとってもいいといわれても、おかずばかりそんなに食べられません。ストレスで翌日よけいに甘いものが食べたくなりました。向き不向きのある方法だと思います。(40歳代勤務医、総合診療・一般内科)

弊害が少なくない、科学的根拠も乏しい

・炭水化物制限ダイエットにより胆石症を発症した症例を経験しました。体重減少は軽度であったのでリスクとベネフィットのバランスが悪いと思います。(40歳代勤務医、消化器外科)

・炭水化物摂取量を減らすことは支持するが、極端な制限は筋肉蛋白分解など明らかな弊害をもたらす。(50歳代勤務医、代謝・内分泌内科)

・いくつかのがんのリスクを上げる気がする。血糖ばかりにとらわれているのが残念。長期的な安全性を評価してほしいが、かなり時間がかかるので無理でしょう。(40歳代勤務医、総合診療・一般内科)

・筋肉減少や、腸内細菌への悪影響が懸念されるので、あまり賛成できません。(40歳代勤務医、精神科)

・実践している人を見ると、 イライラしている人が多いような印象を受ける。(40歳代勤務医、心臓血管外科)

・やはり患者主体でさせると過度の制限によりサルコペニアを招くことが危惧される。(20歳代勤務医、循環器内科)

・糖質制限食を行った臨床試験のメタ解析では半年後には有意な体重低下が見られるが、1年後には有意差がなくなると報告されている。(40歳代勤務医、循環器内科)

・糖質制限をすると食後の腹もちが悪くなり、そのため間食をして、かえって脂質と塩分を摂取して糖尿病を増悪させる症例を認めます。また、糖質制限をするのなら、果物の摂取制限に限っては有効と考えます。(60歳代勤務医、総合診療・一般内科)

・あくまで一時的な効果。血糖は良くなっても脂質異常症が悪化するのでは。(40歳代勤務医、総合診療・一般内科)

・特にSGLT2阻害薬が発売されたため、糖質制限を行っている患者に対し注意が必要。(50歳代開業医、総合診療・一般内科)

・血圧のみを診ている方で、患者様の希望で他院で糖質制限なさっていますが、HbA1cは思うほど下がらず、高脂血症が悪化しています。虚血性心疾患もある方で、非常に残念な思いで見守っています。(50歳代勤務医、総合診療・一般内科)

調査概要
日経メディカル Onlineの医師会員を対象にオンラインアンケートを実施。期間は2014年6月16~23日。有効回答数は2263人。年代の内訳は、20歳代92人(4.0%)、30歳代484人(21.4%)、40歳代744人(32.9%)、50歳代733人(32.4%)、60歳代190人(8.4%)、70歳以上20人(0.9%)。
日経メディカル2014年7月9日付け記事からの転載です。

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