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トピックス

かぜへの抗菌薬、医師の半数超が「今後は減らす」

医師3981人に聞く「かぜ患者への抗菌薬処方」

 小板橋律子=日経メディカル

 個々の臨床医による抗菌薬の適正使用が耐性菌の抑制にどの程度効果があると考えるかを聞いた設問では、「効果は大いにある」は48.9%(開業医42.9%、病院勤務医49.9%)と、約半数の医師が自身の抗菌薬処方の適正化が耐性菌の抑制につながると考えていた(図6)。

図6 臨床医の抗菌薬適正使用と耐性菌の抑制についての考え
図6 臨床医の抗菌薬適正使用と耐性菌の抑制についての考え
(n=3981)

 最後に、今後のかぜ患者への抗菌薬投与の方針を聞いたところ、「適正使用の是非を意識せず、自分の方針で抗菌薬を投与する」は7.1%のみで、約半数(55.6%)が「適正使用を考慮して抗菌薬投与を減らす」と回答していた。これは病院勤務医、開業医とも同じ傾向だった。また、3割強(34.5%)の医師は、「適正使用は以前から実施している」と回答しており、こちらも病院勤務医、開業医とも同じ傾向だった(図7)。

図7 今後のかぜ患者への抗菌薬投与の方針
図7 今後のかぜ患者への抗菌薬投与の方針
(n=3981)

調査概要 日経メディカルOnline医師会員を対象にウェブアンケートを実施。期間は2017年7月24日~31日。回答者数は3981人。そのうち「かぜ症候群の診療機会がない」と回答した363人を除いて集計した。病院勤務医69.5%、診療所勤務医13.8%、開業医14.5%。本調査では、中浜医院(大阪市旭区)院長の中浜力氏の協力を得て、設問事項を作成した。

この記事は、日経メディカルに掲載された記事を再編集したものです。

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