カゴメは、8月31日の「野菜の日」にちなんで、全国の20~69歳の男女1086人を対象に、野菜摂取方法に関する意識調査を2016年7月20日~22日に実施した。その結果によると、成人の3人に1人が自分は野菜が足りていると思っているものの、実際にはほとんどが厚生労働省の推奨する成人1日あたりの野菜摂取量に達していない。
野菜の摂取量、理想と現実には大きな差
普段の食生活において野菜が足りていると思うか質問したところ、32.6%が「足りていると思う」(「足りている」「どちらかといえば足りている」の合計)と答えた(図1)。
そこで、ほうれん草のおひたしや野菜サラダのような小皿や小鉢に盛られたものを「1皿(野菜70g分の目安)」とし、普段の食生活で野菜を1日平均どれくらい食べているか聞くと、成人1日あたりの摂取目標に達する「5皿(350g)以上」はわずか4.2%で、95.8%が目標を下回った(図2)。
朝食、昼食、夕食ごとの野菜の摂取量を見ると、朝食で「1皿未満」は78.8%、昼食では58.7%、夕食では24.2%となり(図3)、朝食時が最も野菜を摂取できていないことが分かる。1日の平均摂取量が目標に達していない人の場合、朝食で「1皿未満」は82%に上った(図4)。
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