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相次ぐO157感染、過去に「白菜浅漬け」「冷やしキュウリ」などでも

8~9月は発症ピーク、引き続き注意を

 大西淳子=医学ジャーナリスト

外食や惣菜からのO157感染はどうすれば防げる?

 惣菜や外食でのO157感染は、回避することはほぼ困難です。リスクを減らす方法があるとしたら、O157による食中毒が多い季節は、特に子どもと高齢者は、購入した惣菜を食べることを避け、外食も控えることでしょうか。

 また、惣菜の場合には、自宅に持ち帰る間も保冷し、持ち帰ったらできるだけ早く食べれば、リスクは低下します。

 自宅でも、外食でも、食品中ではなく、ドアノブや机がO157で汚染されている可能性もあります。何かを食べる前には、必ず正しい方法で手洗いをしてください。埼玉県の県民生活支援センターが行った実験では、アルコールを含む除菌ウェットティッシュでも、1回の拭き取りでは机の上にばらまいた細菌をすべて死滅させることは困難でした(*7)。手指もしっかりと複数回、拭きましょう。

食中毒予防の三原則は、「付けない、増やさない、殺す」

 食中毒予防の三原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、殺す」となっています。

 「付けない」は、汚染されている可能性のある食材を扱ったあとには、手と調理器具を十分に消毒することにより可能です。「増やさない」には、細菌が増殖しやすくなる環境(室温など)に、食材や食品を放置しないことが大切です。「殺す」は加熱が確実です。75度で1分以上加熱すれば死滅します。

 もし、家庭内に発症者が出たら、先ほど紹介した富山県のサイト(*4)の「患者が発生した場合、消毒の必要があるのはどこ?」に沿って、トイレと洗面所を中心に消毒します。ノロウイルスと違って、消毒用エタノールは有効です。

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