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暑さが和らいでも危険!運動時の熱中症

「猛暑日ではないから大丈夫」といった油断は禁物

 塚越小枝子=フリーライター

肥満の人、がまん強い人は特に要注意!

 熱中症にかかりやすい人、なりやすい環境というのもあり、以下に挙げた通りなので、該当する場合は、日常生活はもとより、運動中は、特に気を付けたい。

 意外に知られていないのは、肥満の人はそうでない人に比べ、熱中症になりやすいということだ。「学校管理下で起こる熱中症死亡事故の7割以上は肥満の子どもに起こっているというデータもあり、子どもに限らずメタボが気になる中高年にも同じことが言えると思います」(只野さん)。

 また、性格的にがまん強い人は、体調が悪い、喉が渇いたなどと感じても無理をしがちで、結果、熱中症になることも多いので、気を付けたい。

 「熱中症はさまざまな条件が複合して起こります。個人の体力、性格にも影響を受けますので、個人の特性を日頃から理解して体調を管理することが大切です」(只野さん)

熱中症にかかりやすい人
  • 子ども(発汗機能が未発達、大人に比べて相対的に体表面積が大きい、水分の入れ替わりが早い)
  • 体力(持久力)がない人(循環機能も低い)
  • 肥満の人(エネルギー消費が大きく熱の産生が多い、皮下脂肪が熱放散を妨げる)
  • 体調不良の人(疲労、睡眠不足、発熱、風邪、食欲低下、下痢など)
  • 暑さに慣れていない人
  • 一度熱中症になったことがある人
  • 性格的にがまん強い、まじめ、引っ込み思案の人(無理をしがち)
  • 持病のある人(高血圧、心臓病、慢性肺疾患、肝臓病、腎臓病など)
  • 薬を飲んでいる人(発汗抑制作用や体温調節中枢抑制作用のある薬も)
熱中症を起こす環境条件
  • 前日に比べ、急に気温が上がったとき
  • 梅雨明けをしたばかりのとき
  • 湿度が高いとき
  • アスファルトなどの人工面や草が生えていない場所
  • 普段の活動場所とは違う場所
  • 休み明けの練習初日(循環機能が弱くなっている)
  • 練習が連日続いたとき(疲労)

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