リクルート ブライダル総研が、夫婦のライフイベントの1つでもある「出産」をテーマに集計したアンケート(調査期間:2015年3月27日〜31日)結果によると、既婚男女の4人に1人が「夫は出産に立ち会うべき」と考えているという。さらに、若年層ほどその傾向が高く、また男性の方が女性より立ち会い出産に肯定的であることが分かった。
ブライダル総研は、夫婦関係の状況について把握するために、全国の既婚者(2000人)と離婚経験がある独身者(938人)の約3000人を対象に「夫婦関係調査2015」を実施。立ち会い出産についての回答を集計し、まとめた。
イクメンブーム? 男性の方が女性より立ち会い出産に肯定的
20〜60代の既婚男女に、「出産には必ず夫も立ち会うものだ」と思うか尋ねたところ、24.1%が「そう思う」と回答し、男女別では男性の方が女性よりその割合が多かった。また女性は「そう思わない」(41.1%)が「そう思う」(19.4%)の2倍以上と否定派の方が多いのに対し、男性は「そう思う」(29.0%)が「そう思わない」(28.9%)をわずかに上回った(図1)。
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- 「出産は夫婦で行うもの」という意識の変化
