アンケートサイト「アイリサーチ」を運営するネオマーケティングは、「夏太り」をテーマにしたアンケート調査(調査期間:2016年7月13日~7月14日)の結果を発表した。20~69歳の男女1000人に、夏は太りやすいということを知っているか尋ねたところ、6割以上(62.8%)が「知らなかった」と答えた。また約4割(41.6%)が実際に夏に太ってしまった経験があり、男女別では男性(37.2%)より女性(46.0%)の方が夏太り経験者が多い(図1)。
夏は暑いため汗を多くかき、夏バテなどの影響で食が細くなりがちなことから痩せやすいと思っている人は多いかもしれないが、実は暑さでかく汗はほとんどエネルギーを消費していないとされる上、夏ならではの糖質中心の食生活や運動不足などが夏太りに深く関係しているという。
夏ならではの食事が夏太りを加速させている
他の季節と比べて夏によく摂っていると思う食べ物を聞くと、「そうめんや冷やし中華などの冷たい麺類」(72.0%)、「アイスクリームやかき氷など冷たく甘いデザート」(54.9%)、「清涼飲料水」(38.5%)がトップ3に挙げられた(図2)。夏に太った経験の有無別に見ると、いずれの項目も夏太り経験者の方が回答割合が高い傾向にあり、特に「冷たく甘いデザート」「ビール等のアルコール類」「カレー、牛丼、豚丼、うなぎ丼などの丼類」「油っこいメニュー」「サンドイッチや菓子パンなどのパン類」は夏太り経験のない人と10ポイント以上差が開いている。
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