日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > からだケア  > トピックス  > 蚊に刺された…プロが教える市販薬の正しい選び方  > 2ページ目
印刷

トピックス

蚊に刺された…プロが教える市販薬の正しい選び方

「爪で×」「ストッキングの上から虫よけ剤」はNG!

 塚越小枝子=フリーライター

かゆみにすぐ効くのは「抗ヒスタミン成分」

 蚊に刺されたときのかゆみを止めるには、掻かないようにして、なるべく早くかゆみ止めの薬を塗るのが一番です。

 ドラックストアや薬局で販売されているかゆみ止めのほとんどは、いくつかの成分を組み合わせて配合されています。同じ銘柄でも、成分が異なるので、添付文書や外箱の成分表示をよく見て購入し、用途に応じて上手に使い分けるのがおすすめです(参考記事:「虫に刺された…」ときに効く薬)。

 その中でも、知っておきたい、「虫刺されによる“かゆみ”に効く成分」は次の3つ。

抗ヒスタミン成分(ジフェンヒドラミン塩酸塩など)

 ヒスタミンをブロックして炎症やかゆみをやわらげる。刺された直後のかゆみを抑える即効性がある。かゆみをすぐに抑えたいなら、抗ヒスタミン成分配合の製品を選ぼう。

ステロイド成分(プレドニゾロンなど)

 炎症の根本にはたらきかけるので、かゆみを抑える力が強い。抗ヒスタミン成分ではかゆみが鎮まらないひどい虫刺されや、ぶり返すかゆみにも適する。

清涼成分(l−メントール、dl-カンフルなど)

 スーッとした刺激でかゆみを感じにくくする。ただし傷がある場合は染みるので注意!

 その他、局所麻酔作用のある成分(リドカインなど)、殺菌消毒成分(イソプロピルメチルフェノール)などが配合されているものもあります。中でも、消炎・血行促進作用のある保湿成分ヘパリン類似物質は、皮膚の再生を促す作用があるので、赤くなったり黒ずんでしまった痕にも効果があります。ヘパリン類似物質は、傷痕を治療する市販薬にも配合されています。

 まずはこうした市販薬が選択肢となりますが、かゆみが強くいっこうに治まらないときや、しつこくぶり返すとき、痕を残したくないときなどは皮膚科を受診しましょう。

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • あなたも「隠れ心房細動」?! 高齢化で急増する危険な不整脈

    脈の速さやリズムが乱れる「不整脈」。その一種である「心房細動」は、高齢化に伴い患者数が増加しており、潜在患者も含めると100万人を超えると言われている。心房細動の怖いところは、放置すると脳梗塞などの命に関わる病気を引き起こす可能性があることだ。本記事では、心房細動の症状や早期発見のコツ、治療のポイントなどをコンパクトにまとめた。

  • 変形性膝関節症のつらい痛みを改善する運動とは?

    年を取ると多くの人が感じる「膝の痛み」。その原因で最もよくあるケースが「変形性膝関節症」だ。膝が痛いと外出がおっくうになり、体を動かす機会が減るため、そのまま何もしないとますます足腰が衰えてしまう。だが実は、変形性膝関節症の痛みをとり、関節の動きを改善するために有効なのが、膝への負担を抑えた「運動」なのだ。ここでは、膝の痛みが起きる仕組みから、改善するための運動のやり方までをまとめよう。

  • 始めよう筋トレ 最低限やりたいエクササイズと食生活のポイント

    筋トレはできるだけ若いうちに始めることに大きなメリットがあるといわれる。それはなぜなのか。また、どんな筋肉をどのように鍛えるのが効果的なのか。高齢になってもしっかりした足腰でいるために今のうちから最低限やっておきたい筋肉エクササイズ、食生活の注意点などを知り、今年こそ「筋トレ習慣」を身に付けよう。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2021 Nikkei Inc. All rights reserved.