日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > からだケア  > トピックス  > 上司が部下に厳しい部署ほど「高ストレス者」が多い
印刷

トピックス

上司が部下に厳しい部署ほど「高ストレス者」が多い

高ストレス者比率は男性よりも女性、若手従業員ほど高い

 鈴木 英子=ニューズフロント

 社員と組織の生産性向上を支援する会社ピースマインド・イープの調査研究機関である国際EAP研究センターは、高ストレス者の傾向について調査(2014年5月~10月)分析を行った。その結果から、上司の部下への対応に課題がある職場ほど、高ストレス者の比率が高まることが分かった。

今年12月から企業にストレスチェック実施が義務付けられる

職場のメンタルヘルス対策のため、今年12月から企業はストレスチェック実施が義務付けられる。(©Edvard Nalbantjan-123rf)
職場のメンタルヘルス対策のため、今年12月から企業はストレスチェック実施が義務付けられる。(©Edvard Nalbantjan-123rf)

 労働安全衛生法の改正により、今年の12月から、企業は年1回以上ストレスチェックの実施が義務づけられる。ストレスチェックとは、労働者に質問に答えてもらい、回答結果をもとにストレス状況を把握する質問調査のこと。ストレスチェックを受けた従業員の中から高ストレス者が選定され、さらに面接指導が必要な従業員が判定される。面接指導対象者に判定された従業員が申し出た場合、企業は医師による面接指導を実施しなければならない。

 今回の調査分析は、ストレスチェック義務化後に面接指導が必要と判断される高ストレス者の比率や傾向を把握することを目的に実施した。ピースマインド・イープの職場環境およびストレス度評価ツールを利用した企業から抽出した約3万8000人分のデータをもとに分析。判定には、厚生労働省による「労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル」で示されている基準を適用した。

「部下への対応」の違いで、高ストレス者の比率が10倍に!?

 職場の環境と高ストレス者比率の関係について分析したところ、「上司のリーダーシップ」「上司の公正な態度」「ほめてもらえる職場」「失敗を認める職場」といった、上司の部下対応に関する項目で、「改善が必要」とされた職場では高ストレス者比率が約30~40%と高い数値を示した。これら項目で「良好」とされる職場では高ストレス者比率は約2~4%にとどまり、約10倍の差が出ていることが確認された(図1)。

図1◎ 上司の部下対応と高ストレス者比率の関係(N=3万8028)
上司の部下対応と高ストレス者比率の関係
[画像のクリックで拡大表示]

1/2 page

最後へ

次へ

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 効率的に「お腹を凹ませる」トレーニング

    中年にもなると、お腹がぽっこり出てくるのが気になる人も多い。特に薄着の季節になると、お腹が出ているのが気になり、何とか短期間で凹ませたいと思う人は多いだろう。しかし、スポーツジムでしっかり運動するのはつらいし、運動する時間を確保するのも大変だ。そこで、今回のテーマ別特集では、効率よくお腹を凹ませるために知っておきたい「内臓脂肪」の落とし方と、トレーニングのコツ、そしてお腹を凹ませる「ドローイン」のやり方について解説しよう。

  • 脳を衰えさせる悪い習慣、活性化する良い習慣

    「もの忘れがひどくなった」「単語がスッと出てこない」「集中力が落ちてきた」……。加齢とともに脳の衰えを実感する人は多いだろう。「このままだと、早く認知症になるのでは?」という心配が頭をよぎることもあるだろうが、脳の機能は加齢とともにただ落ちていく一方なのだろうか。どうすれば年齢を重ねても健康な脳を維持できるのか。脳に関する興味深い事実や、健康な脳を維持するための生活習慣について、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。

  • 疲労解消は「脳の疲れ」をとることから

    しつこい「疲労」の正体は、実は脳の自律神経の機能の低下であることが近年の疲労医学の研究で明らかになってきた。本記事では、放置すると老化にもつながる「疲労」の怖さとその解消法を、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2022 Nikkei Inc. All rights reserved.