主食の重ね食べについては「おいしいと思う」「お腹いっぱいになると思う」という意見が見られる一方、「太りそうだと思う」との声が男女とも多く、女性で5~6割、男性で3~4割に上る。さらに女性はいずれの年代も4人に1人以上が「健康によくないと思う」と答えている。
太めの人ほど重ね食べの頻度が高い
体格別で見ると、男女ともBMI値が高い人は主食の重ね食べの頻度も高い傾向を示している(図3)。BMI25以上の「肥満」とされる人は、男性は70.7%、女性は56.2%が週1食以上重ね食べをすると答えた。BMI18.5以上25.0未満の「普通」体型ではその割合は男性が58.6%、女性は45.7%に下がり、BMI18.5未満の「やせ」体型では、男性が53.5%、女性が41.5%にとどまった。
また、「肥満」の男性は3割(30.3%)が1日1食以上、主食の重ね食べをすると回答しており、大阪府では、太めの人は主食の食べ重ねに気をつけるよう呼びかけている。