公開リサーチ情報サイトのインテージは、直近1年以内にジョギングやランニング、あるいはマラソンを実施した全国の20歳〜69歳の男女2037人を対象に、ジョギング・ランニングの実態調査(調査期間:2015年4月10日〜14日)を実施した。その結果によると、全体の5割以上が「健康管理・体力維持」のために走っているが、「自己研鑽」の目的で走るのは、男性40代~50代が中心であることがわかった。
ジョギング・ランニングをする主な目的を尋ねたところ、「健康管理・体力維持」との回答が51.7%で最も多く、以下「美容・ダイエット」が15.5%、「自己研鑽」が9.7%、「ストレス解消・リフレッシュ」が8.2%、「ファンラン」が7.0%、「アスリート」が3.5%と続いた(図1)。
男女別で見ると、男性は「健康管理・体力維持」が6割近く(55.4%)を占め、他の目的より格段に多い。一方女性は「健康管理・体力維持」が4割強(43.0%)にとどまり、「美容・ダイエット」(25.5%)が男性の2倍以上に増える。
年代、性別で走る目的が変わる!?
性別・年代別では、男女とも60代は「健康管理・体力維持」が7割以上と圧倒的に多く、「美容・ダイエット」の割合が他の年代と比べて低い。反対に、女性の20代は「美容・ダイエット」が4割近くにのぼり、「健康管理・体力維持」を上回った(図2)。
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- 目的別聞いた! 走り始めた時期と走る距離