トレンド総研は、30~50代の働く男女500人を対象に実施した「尿酸値とプリン体摂取」に関する意識・実態調査(調査期間:2016年6月9日~13日)の結果を発表した。それによると、「尿酸値」は男性の約2人に1人が気にしているものの、夏にリスクが高まることはあまり知られていない。
尿酸値を気にしているかとの質問に対し、全体の39%が「気にしている」と答えた(図1)。男性は女性に比べて気にしている人が多い傾向にあり、男性に限って見ると「気にしている」と答えた割合は49%に上る。
尿酸値を気にするようになった理由は?
尿酸値を気にするようになった年齢を聞くと、全体の平均は「40.2歳」だった。尿酸値を気にするようになったきっかけは、「健康診断で尿酸値が上昇していたから」(38%)が最も多く、「メディアで尿酸値に関する情報を見たから」(28%)、「お酒をよく飲むから」(25%)が続いた。
夏は尿酸値が上がりやすいことを知っていたか尋ねると、「知っていた」との回答は23%にとどまり、77%が「知らなかった」と答えた(図2)。夏は、汗を多くかいて体内の水分が奪われることで、血中の尿酸の濃度が高くなりやすく、他の季節と比べて尿酸値が上昇しやすいとされている。
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