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しつこい疲れは副腎疲労? 副腎を元気にする食事法

とりたい食材、避けたい食材

 渡辺満樹子=フリーライター

副腎ケアのために積極的にとりたい食材

1 良質なたんぱく質・脂質
オメガ3系脂肪酸を含むイワシ、アジなどの青魚は積極的に食べたい(c) daniel vincek-123rf
オメガ3系脂肪酸を含むイワシ、アジなどの青魚は積極的に食べたい(c) daniel vincek-123rf

 副腎に良い食べ物として積極的にとりたいのは、ホルモンや組織の材料となる「良質なたんぱく質」と「良質な脂質」だ。

 本間夫妻は、たんぱく質として、肉なら鶏や豚、できればグラスフェッド(牧草飼育)の牛肉を選択。魚なら食物連鎖で重金属を蓄積しやすいマグロなどの大型魚以外のものを選び、焼く・炒めるなどシンプルに調理して食べているという。特に、体に良いオメガ3系(n-3系)脂肪酸を含むアジやイワシ、サンマなどの青魚を使った料理は本間家の定番メニュー。龍介副院長の得意料理だというオイルサーディンや海鮮サラダ、焼き魚、カルパッチョなどレパートリーも幅広い。

 「副腎疲労がベースにある人は腸の消化・吸収が悪く、また本来なら朝に多く分泌されるはずのコルチゾールがうまく分泌できないので、朝に思うように元気が出ない人が多い。ホルモンの材料となるたんぱく質は三大栄養素の中でも特に消化・吸収されにくいので、朝はもちろん、昼も夜もと3食とって不足しないようにするといいでしょう」(龍介副院長)

 また、良質な脂質としては、上に挙げた青魚のほか、やはりオメガ3系脂肪酸の一種であるαリノレン酸が含まれるアマニ油やえごま油がお勧め。「ドレッシングなど非加熱で食べるときには、主にオメガ3系オイルがいいですが、熱に弱く酸化しやすい。加熱料理には熱に強い中鎖脂肪酸が豊富なココナツオイル、あるいはオリーブオイルがいいでしょう」(良子院長)

2 香味野菜、ハーブ、スパイス、野菜
野菜は様々な色のものを食べよう(c)serezniy-123rf
野菜は様々な色のものを食べよう(c)serezniy-123rf

 肝臓は重金属などの有害物質を解毒する器官だが、「現代人は様々なストレスで肝臓が疲れているため、肝臓で解毒できなかった毒素は各臓器に広がって炎症を起こし、これが副腎の負担になります。そのため、解毒作用があるといわれるニンニクや玉ネギ、ショウガ、パクチーなどの香味野菜やハーブ、スパイスなどをたっぷりとりましょう」と龍介副院長。

 本間夫妻によれば、野菜は色とりどりの種類を選んで食べるのがポイントだ。「色素や香り、苦味などに含まれるフィトケミカルには、抗酸化作用や抗アレルギー作用があり、肝機能の保護、血糖値の調整などに役立つとされる」(龍介副院長)ため。なるべく多くの色をとることで様々な効果が得られるという。

3 ビタミンB群とミネラル

 ホルモンの生産過程で大量に消費されるビタミンB群は、副腎疲労の人が不足しやすい栄養素。「これらを含む玄米や豚肉、卵、貝類や海藻類を多めにとりましょう。特にビタミンBの一種である葉酸は、造血作用のほか、新しい細胞をつくるのに重要な成分なので、貝類やうなぎ、緑黄色野菜を積極的にとるといいでしょう」(良子院長)

 同じく、副腎が疲れている人が不足しやすいのがミネラル類だ。「副腎疲労の人は腸に不調を抱えていることが多いため、腸でのミネラルの吸収がうまくいかずに不足しやすい。副腎の正常な働きに欠かせないナトリウムやカリウム、新陳代謝を良くして免疫を調整する亜鉛、ホルモン代謝に必要な酵素を助けるマグネシウム、イライラ解消に良いカルシウムなど、どれも必要な栄養素。海に生息するミネラル豊富な貝類、海藻類を食卓に取り入れるとよいでしょう」(龍介副院長)

4 1日1.5~2リットルの水

 水分を上手にとれば、デトックス効果も高まる。そこで本間夫妻も、1日1.5~2リットルの水分をこまめに分けてとるようにしている。飲み物は水や麦茶、ミネラルを加えたドリンクなどが定番だ。

 「私は粉末状のマルチミネラルのサプリを水に溶かして飲んだり、気温や湿度の変化が激しく特に疲れやすい春先から初夏にかけては、ナトリウムやミネラルを含む天然塩や岩塩を持ち歩き、水に加えて飲んでいます」(龍介副院長)

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避けたい食材

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