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エアコンの設定温度、男女の境目は何℃?

扇風機を使う人は依然多く、4人に1人はエアコンと併用

 鈴木英子=ニューズフロント

 日用品流通の情報インフラを手がけるプラネットは、男女4650人を対象に実施した熱帯夜の睡眠対策に関する意識調査(調査期間:2016年6月14日~7月1日)の結果を発表した。それによると、夏の睡眠対策の王道はやはり「エアコン」だが、年代が上がるにつれ「エアコンは身体によくない」「電化製品には頼りたくない」という気持ちが強い傾向がうかがえるという。また、希望するエアコンの設定温度には男女差があり、26℃と27℃の間が境界線であることが分かった。

年代が上がるにつれ、エアコン使用率は下がる

 熱帯夜(最低気温が25℃以上の夜)のための睡眠対策を「している」と答えた2361人に、睡眠対策で使用する家電製品を聞いてみると、「エアコン」(41.8%)が群を抜いて多かった(図1)。しかし「エアコンと扇風機の併用」(26.2%)、「扇風機」(25.4%)もそれぞれ約4分の1を占め、扇風機も依然活躍していることが伺える。

図1◎ 熱帯夜の睡眠対策で使用する電化製品(全体/年代別)
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 年代別に家電製品の使用を見ると、「エアコン」は20代(46.7%)が最も高く、40代(43.4%)、50代(43.0%)、60代(41.4%)でも4割を超える。一方、30代(38.8%)は4割を下回り、70代以上(35.4%)が最も低い。

 また、「家電製品は使用しない」と答えた割合は20代は0%だったが、高い年齢層では使用しない派が増える傾向が見られ、60代と70代以降は8%前後に高まる。

 希望するエアコンの設定温度は、男性の1位は「26℃」(19.7%)、次いで「25℃」(17.7%)、「28℃」(17.3%)と続いた(図2)。女性は「28℃」(28.3%)、「27℃」(19.9%)、「26℃」(18.1%)の順となり、男性の方が女性より希望設定温度が低い。

図2◎ 希望するエアコンの設定温度(男女別)
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 男女差に注目すると、「26℃」以下のほとんどの回答で男性の割合が多く、「27℃」以上は女性の割合が男性を上回り、26℃と27℃の間に境界線があることが分かった。

快眠につながった工夫に「冷感寝具」が17%も

 エアコンと扇風機以外の対策としては、「寝室の窓を開けるなど、風を通す」(58.2%)、「Tシャツ」(37.2%)、「短パン」(31.5%)、「冷感寝具」(30.0%)、「うちわ」(23.6%)が上位に挙げられた(図3)。

図3◎ エアコン・扇風機以外で実施している睡眠対策と、効果が感じられた睡眠対策
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 実際に効果が高かったと感じたものは「寝室の窓を開けるなど、風を通す」(35.9%)が最も多く、「冷感寝具」(17.4%)が2位に付けた。それ以外では効果を感じた割合は著しく下がり、効果を実感できる対策は限られているようだ。