リッチメディアが運営する美容・健康情報サイト「スキンケア大学・ヘルスケア大学」は、同サイトの男女ユーザー354人を対象に実施したアンケート調査(調査期間:2016年7月7日~11日)の結果を発表した。“3大夏風邪”と言われている病名を知っているか尋ねたところ、「手足口病」「プール熱(咽頭結膜熱)」「ヘルパンギーナ」をすべて知っている人は16%にとどまった。
半数以上が「“3大夏風邪”を知らない」
口の中や手足などに水疱性の発疹が出る「手足口病」、咽頭痛や発熱を伴う結膜炎「プール熱」、突然の発熱に続いて喉の奥に炎症ができる「ヘルパンギーナ」は、毎年6月から8月にかけて子ども中心に患者が増える感染症だ。3つのうち1つだけ知っていた回答者は17%、2つまで知っていた回答者は12%で、過半数(55%)が「3つとも知らない」と答えた(図1)。
「3つとも知らない」と回答した割合を子どもの有無別で見ると、子どもがいる人では38%だったのに対し、子どもがいない人では70%に上った(図2)。
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