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目に休むヒマはない!? 2人に1人は休憩中にケータイ使用

就業中にデジタル端末を多用する人ほど移動中・休憩中も使用頻度が高く

 鈴木英子=ニューズフロント

 ジョンソン・エンド・ジョンソンのビジョンケア カンパニーがまとめた調査の結果によると、就業中にデジタルデバイスを長時間使う人ほど移動中や休憩中も画面を眺めているという。しかし目の疲れの感じ方は、プレッシャーのかかる自己責任下で仕事をしているか否かが影響している。

 調査は、20~59歳の有職男女約2万人を対象にした予備調査をもとに1032人を抽出し、2016年6月3日~5日にアンケートを実施した。

 疲れを感じたり、パフォーマンスが落ちていると感じた際に、からだのどこからそれを感じるか尋ねたところ、「目」(79.5%)が圧倒的に多く、次いで「肩」(46.8%)、「首」(33.9%)が続いた(図1)。

図1◎ 疲れやパフォーマンス低下をからだのどこから感じるか
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疲れやパフォーマンスの低下、どのようなことから自覚する?

 疲れやパフォーマンス低下を感じた際の自覚としては、「注意力が散漫になる」(67.9%)、「資料作成がいつもよりスムーズに進まない」(62.1%)、「強い眠気に襲われる」(56.1%)が上位に挙げられた。

 昼休みなど会社で決められた休憩時間以外に、就業中に休憩をどのようにとっているか聞くと、「規則的にとっている」(39.1%)が最も多く、「不規則ではあるが毎日とっている」(29.9%)、「不規則でとらない日もある」(18.4%)、「とらない」(12.6%)となった。

 休憩中の過ごし方は「携帯電話(スマートフォン含む)でゲーム、ネット、メール等」(51.3%)が最多で、「食事をとる」(44.6%)や「同僚と話す」(33.3%)を上回った(図2)。

図2◎ 普段、休憩中に何をするか
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デジタルデバイスの多用は「デジタル依存」になりやすい

 通勤時間に「スマホでゲーム、ネット、メール等」をすると答えた割合は、就業中にパソコン、スマートフォン、タブレットの画面を注視する時間が全体平均よりも長い「デジタルデバイス依存型」では4割を超えた。一方、「非デジタルデバイス依存型」では3割を下回る(図3)。

図3◎ 普段、通勤時間中に何をするか(ワークスタイル別)
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 目の疲れを感じやすいかとの質問では、全体平均より自己責任/プレッシャーが大きい「自己責任型」は、「感じやすい」「やや感じやすい」の合計が約85%にのぼり、平均より自己責任/プレッシャーがかからない「チームワーク型」とは約10ポイントの差が開いた。一方で、「デジタルデバイス依存」と「非デジタルデバイス依存」による違いはあまり見られなかった(図4)。

図4◎ 目の疲れを感じやすいか(ワークスタイル別)
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