日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > からだケア  > トピックス  > 体が柔らかい人は不要? ストレッチにまつわる「7つの誤解」
印刷

トピックス

体が柔らかい人は不要? ストレッチにまつわる「7つの誤解」

整形外科専門医・中村格子さんに聞く(2)

 村山真由美=ライター

運動前にじっくりストレッチを行って体を伸ばす人は多いが、それは今や時代遅れだということをご存じだろうか? また、「体が柔らかい人はストレッチをやる必要はない」とか、「ストレッチはある程度の時間をかけてやらないと意味がない」などと思っていないだろうか? 前回記事「無理な開脚・寝起きの前屈…やってはいけないストレッチ」に続き、ストレッチに関するよくある誤解、知っておきたいことについて、整形外科医でスポーツドクターのDr.KAKUKOスポーツクリニック(東京・代官山)院長、中村格子さんに聞いた。

開脚ができるほど体が柔らかい人はストレッチをやる必要はない? 写真はイメージ=(c)rognar-123RF

Q

開脚ができるような体が柔らかい人は、ストレッチをやる必要はない?

A ×

全身が柔らかいとは限らない。硬い部分のストレッチを念入りに

整形外科医・スポーツドクターの中村格子さん

 開脚ができるということは、内転筋(太ももの内側の筋肉)やハムストリングス(太ももの後ろ側の筋肉)が柔らかいということ。しかし、全身が柔らかいとは限りません。開脚はできるけれど、股関節の外旋筋が硬い、胸椎や肩関節が硬い人はたくさんいます。

 1カ所が柔らかいと、そこが使いやすいためにそこばかりを使い、他の硬い部分を使わなくなるというデメリットがあります。柔らかくて使いやすい関節にストレスがかかり、こりや痛みの原因になります。

 例えば、胸椎が硬いと、その上下の頸椎(けいつい)や腰椎に負担がかかり、首こりや肩こり、腰痛の原因になります。また、股関節が硬いと、その上下の腰椎や膝に痛みが出やすくなります。こういった場合、硬いところを柔らかくしない限り症状は改善しません。まず、脊椎と三大関節(肩関節、股関節、膝関節)のストレッチをしてみて、硬いところがあれば、そこを重点的に伸ばしましょう。

1/3 page

最後へ

次へ

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 強い足腰を維持するための「骨」の強化法

    健康長寿の大敵となる「骨の脆弱化」を予防するには、若いうちから「骨を強くする生活習慣」を取り入れていくことが大切だ。このテーマ別特集では、骨が弱くなるメカニズムや危険因子、骨を強く保つための生活習慣のポイントなどについて解説していく。

  • もの忘れと認知症の関係は? 認知症リスクを下げる生活のポイント

    年を取っても認知症にはならず、脳も元気なまま一生を終えたいと誰もが思うもの。しかし、「名前が出てこない」「自分が何をしようとしたのか忘れる」といった“もの忘れ”は、中高年になると誰もが経験する。⾃分は周りと比べて、もの忘れがひどいのでは? ひょっとして認知症が始まったのか? と不安になる人も多い。このテーマ別特集では、もの忘れの原因や、将来の認知症にどうつながるのか、認知症を予防するにはどうすればいいのかについて、一挙にまとめて紹介する。

  • 痛風だけじゃない!「高すぎる尿酸値」のリスク

    尿酸値と関係する病気といえば「痛風」を思い浮かべる人が多いだろう。だが、近年の研究から、尿酸値の高い状態が続くことは、痛風だけでなく、様々な疾患の原因となることが明らかになってきた。尿酸値が高くても何の自覚症状もないため放置している人が多いが、放置は厳禁だ。本記事では、最新研究から見えてきた「高尿酸血症を放置するリスク」と、すぐに実践したい尿酸対策をまとめる。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2021 Nikkei Inc. All rights reserved.