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テカテカ・ベタベタ肌の原因は「間違いだらけの洗顔法」

男性がやりがちな「4つのNG洗顔法」とは?

 田村知子=フリーランスエディター

 蒸し暑い夏は、顔のテカりやベタつきが気になる時期だ。男だから仕方がないと開き直ってそのままにしている人も、気になって1日に何度も洗顔をしている人もいるかもしれない。どうしたら、「テカテカ・ベタベタ肌」を改善できるのか。美容皮膚科医でアオハルクリニック院長の小柳衣吏子医師に、男性がやりがちな間違った洗顔方法や、正しいスキンケア術について聞いた。

洗顔の常識は「ゴシゴシ洗わず、優しく洗う」(c)Wavebreak Media Ltd-123rf
洗顔の常識は「ゴシゴシ洗わず、優しく洗う」(c)Wavebreak Media Ltd-123rf

男性ホルモンが「ギトギト」の原因

蒸し暑いこの時期になると、顔のテカりやベタつきが気になります。特に、女性よりも男性の方が、そうした状態になっていることが多いようです。

 確かに、夏場は顔がギトギトしている男性をよく見かけます。男性はもともと女性よりも、男性ホルモン「テストステロン」の分泌が多いですよね。テストステロンには、皮脂腺を刺激して、皮脂の分泌を促す作用があります。だから女性よりギトギトが目立つうえに、気温が高い夏には皮脂腺や汗腺が活発化しギトギトに拍車がかかるのです。

顔の皮脂のテカりやベタつきを改善するには、どうしたらいいでしょう。

 最も大切なのは、洗顔です。顔の皮脂分泌が過剰で、全体的にテカりが気になる人の場合は、基本的に朝晩2回、石けんなどの洗顔料を使ってしっかりと洗ってください。ただ、このとき、注意してほしいことがいくつかあります。

「しっかり洗う」といっても、「ゴシゴシ」は厳禁

 まず、洗顔料は、手のひらで泡立ててから使ってください。よく、洗顔料を手にとったあとそのまま顔につけて、洗いながら泡立てる人がいますが、そうすると、石けんの洗浄成分である界面活性剤の刺激を直接受けることになります。洗顔料はあらかじめ手のひらで泡立てたほうが効率良く洗えますし、皮膚への刺激も少なくなります。

 そして、男性に最も気をつけてほしいのは、肌をゴシゴシとこすらないということです。皮脂腺は触れば触るほど活性化するといわれています。また、ゴシゴシこすると角質を傷め、老けて見えやすくなります。顔の皮膚は薄くてデリケートなので、優しく洗うことを心がけましょう。力加減がよく分からない人は、例えば、赤ちゃんの顔を洗うとイメージしてみては? そうすれば、力任せに皮膚が動くほどゴシゴシとこするようなことはせず、皮膚の表面をなでるように優しく洗おうとするはずです。洗顔に使う水も冷た過ぎず、熱過ぎず、人肌よりやや低めのぬるいと感じるくらいの温度が適しています。

 洗顔後にタオルで顔を拭くときも、ゴシゴシこするのは厳禁です。タオルでこすって水気を拭き取るというよりは、タオルに水を吸わせるように、顔にタオルを置くようにしてください。

鼻の周りや額など、部分的に脂っぽくなる人の場合はどうでしょう。

 部分的にテカりやベタつきが気になる人は、夜の洗顔では洗顔料を使ってしっかり洗いましょう。一方、朝は基本的にはぬるま湯だけで、気になる部分のみを、泡立てた洗顔料で洗うようにしてください。顔全体に洗顔料を使うと、必要な皮脂や水分まで奪われてしまいます。

 また、もともと皮膚が乾燥しがちな人、アトピー性皮膚炎の素因がある人は、皮脂を落とし過ぎると乾燥して、皮膚表面にある角層のバリア機能が弱くなります。口の周りなどカサカサして白く毛羽立っているように見える部分があれば、夜の洗顔時にも洗顔料がつき過ぎないように注意したほうがいいでしょう。

 そして、いずれの肌タイプの場合も、洗顔後は化粧水を使って「保湿」することが大切です。

[画像のクリックで拡大表示]

洗顔料や保湿剤は自分の肌に合ったものを選ぶ

男性の場合、洗顔後は洗ったままで、何もつけないため、化粧水の選び方がよく分からない人も多いようです。どんな化粧水を選べばいいのでしょうか。

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保湿剤の選び方

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