キューサイの「100歳まで楽しく歩こう課」は、ひざなどの関節の不調に関して、2016年6月13日・14日にインターネット調査を実施した。その結果によると、関節に不調を感じている人の大半は、若いうちからすでに不調のサインを認識している。
全国の30~60代の男女824人に、これまでひざなどの関節に不調を感じたことがあるか聞くと、43.8%に当たる361人が「感じたことがある」と答えた。不調を感じ始めた時期は「20代まで」が14.4%、「30代」が26.3%、「40代」が26.9%で、合わせて約7割(67.6%)が40代までにひざなど関節の違和感を経験している(図1)。
梅雨時は関節の不調を感じやすい
ひざなどの関節に不調を感じたことがある人のうち、6割以上(63.4%)が「梅雨時期に不調を感じる」(「梅雨時期に不調を強く感じる」もしくは「梅雨時期に時々不調を感じる」の合計)と答えた(図2)。性・年代別では、男女とも30代は梅雨時期に不調を感じる割合が最も多く、7割以上(男性72.3%、女性71.1%)に上った(図3)。
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- 関節の不調はロコモの原因に?