味の素は、「飲酒の季節嗜好傾向」および「飲酒後の体調変化」などの実態を把握するために実施した調査(調査期間:2016年6月6日~7日)の結果を発表した。それによると、お酒を飲む機会が最も多い季節として7割以上(71.5%)が「夏」を挙げ(図1)、夏の渇ききった体に水分補給という誤った名目でアルコールを選ぶ人が多いことが分かった。
月に2回以上お酒を飲む20~59歳の全国男女400人にWebアンケートを行ったところ、約8割(76.8%)が「夏は他の季節と比べて、お酒を飲みたいと思うことが多くなる」と答えた(図2)。
夏に酒を飲みたくなる理由
夏にお酒を飲みたいと思う主な理由は「暑いから」(79.8%)、「のどが渇くから」(71.0%)との回答が圧倒的に多く、体を冷やすためや水分を補給するためにお酒を選んでいる実態が伺える(図3)。
夏ならではのお酒を飲むシチュエーションは、「ビアガーデン」(54.5%)が1位、「バーベキュー」(43.0%)が2位、「夏祭り」(32.0%)が3位となった。
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