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脳のコンディション狂わす歪んだ姿勢 簡単エクササイズで矯正

脳のコンディショニング術(3)

 村山真由美=ライター

足踏み(開眼左右各10回、閉眼左右各10回)】

 右側を意識して強く足踏みをする。その際、右側の頬を舌で押す。左側も同様にする。これは、右脳と左脳のバランスを整えるエクササイズ。姿勢が整い、安定した歩行につながる。

側屈(開眼左右各5回、閉眼左右各5回)】

 両手を上に上げて、ゆっくりと側屈して背骨を動かす。このとき目線は側屈する側の手の指先に向け、最終的に反対側(右に側屈しているなら左足側)のかかとまで持っていく。背骨の周囲には、脳へと情報を伝える神経や多くの感覚センサーがあるため、背骨を一つひとつ動かすことをイメージしながら曲げる。姿勢の調節を促し、肩こりや腰痛の予防につながる。

 腰を使っていなかったり、腕が体の前に来てしまうのはNG。

 体がきれいなCになるように動かす。

■日常生活や仕事中などにおすすめのバランスボール

 デスクワークをする時などは、バランスボールがおすすめ。背骨には多くの感覚センサーがあり、なるべく動かしたほうが脳の活性化につながる。逆に、たとえいい姿勢であっても長時間じっとしていると、脳の機能が低下してしまう。前後左右に動いたり、時々跳ねたりするといい。


◇     ◇     ◇

 それぞれのエクササイズは簡単なものだが、正しく行うのは意外に難しいと感じた人もいるだろう。脳の機能を向上させるためには、まず、これらをマスターすることから始めよう。次回は、より巧みな動きができるようになるためのエクササイズを紹介する。

(写真・動画 鈴木愛子)

【脳のコンディショニング術】

第4回 脳の処理能力高めるエクササイズ キレのあるしなやかな動きが実現
第3回 脳のコンディション狂わす歪んだ姿勢 簡単エクササイズで矯正
第2回 脳活性化で体機能向上 アスリートも励む赤ちゃん返り
第1回 加齢で感じる体の衰え 脳のコンディション・チェックで取り戻す
江口典秀(えぐち のりよし)さん
マークスライフサポート代表取締役、日本オリンピック委員会強化スタッフ
江口典秀(えぐち のりよし)さん 順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科修了後、プロスポーツ選手や実業団選手など、多くのトップアスリートのケアおよびトレーニングを指導してきた。これまで夏季・冬季オリンピックにてセーリングやアルペンスキーの日本代表チームのコンディショニングを担当。現在は神経科学を応用した脳のコンディショニング「トータルニューロコンディショニング(TNC)」の普及に尽力している。

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