大幸薬品がまとめた「日本人のおなかのトラブル」に関する調査結果(調査期間:2015年3月24日〜3月26日)によると、2人に1人が夏は最もおなかのトラブルが起きやすいと実感しているという。夏ならではの生活習慣が体を内外から冷やし、下痢を誘発している可能性があると、同調査は指摘している。
下痢を起こしやすい季節は夏と冬
15歳〜69歳の男女1200人に、下痢になることが多い季節を尋ねたところ、「夏」が50%と最も多く、次いで「冬」が40%、「春」が6%、「秋」が5%だった(図1)。また、回答者の約6割が、夏のおなかのトラブルを経験したことがあると答えた。
夏に下痢になった経験がある人にその原因を聞くと、「冷房による冷え」(54%)が最も多かった。次いで「水・ジュース等の飲み過ぎ」(44%)、「アイスクリームなど冷たいものの食べ過ぎ」(38%)が続いた(図2)。
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- 下痢を起こす原因は?