小林製薬は、ビジネスマンの肩こりに関する実態調査(調査期間:2016年5月12日~13日)の結果を発表した。それによると、肩こりを感じる人のほとんどが、肩こりによる仕事のパフォーマンス低下を実感している。
同調査は、営業カバンを持って外勤することのある20~50代の営業男性412人を対象に実施した。回答者の約8割(77.7%)が営業カバンを「重い」と感じており、その重さを例えると「お米5kg」「2Lのペットボトル」「ダンベル」といった意見が聞かれた。
カバンに入れて持ち歩きたくないのは「重たいノートパソコン」
営業カバンに入っているもののうち、できれば持ち歩きたくないものの1位は「ノートパソコン」(32.8%)だった。ノートパソコンを持ち歩きたくない理由は「重たいから」(91.1%)が群を抜いて多い。
仕事でノートパソコンを使う人(306人)の86.6%が「ノートパソコン使用中に猫背になっている」と感じ、85.6%が「ノートパソコンの使用が疲れの原因になっていると思う」と答えている。
回答者全体のうち、肩こりを「すごく感じている」人は26.5%、「やや感じている」人は45.9%と、合わせて7割以上(72.4%)を占めた(図1)。「全く感じていない」という人は5.6%にとどまった。考えられる肩こりの原因の1位は「仕事によるストレス」(47.0%)で、「普段の姿勢が悪い」(43.7%)、「ノートパソコンの使用」「長時間勤務」(ともに41.9%)と続いた(図2)。
- 次ページ
- 肩こりがひどくなるのは木曜の16時!?
