外食をするなら「和食」派(35%)が「洋食」派(26%)を上回るが、「どちらともいえない」(39%)との回答が最多だった(図3)。主菜を選ぶなら、「魚」(29%)より「肉」(41%)の方が人気が高い(図4)。
味付けは「濃い味」(25%)より「薄い味」(34%)が支持されているが、「どちらとも言えない」(40%)が最も多かった(図5)。男女別で見ると、男性は「濃い味」(33%)が「薄い味」(26%)より多く、女性は「薄い味」(42%)が「濃い味」(18%)を大きく上回る。
地域、年代によって食の嗜好には偏りある
朝食については特定エリアで目立った傾向があり、北海道・東北は「ごはん」(62%)を選ぶ人が圧倒的に多く「パン」(17%)の約4倍にのぼる。近畿はエリア別で唯一、「パン」(45%)が「ごはん」(34%)より多かった。
刺身を食べる際の選択は、東(北)から西(南)にかけて特徴的な傾向が見られた。北海道・東北では「赤身」(48%)が「白身」(18%)を大きく上回るが、近畿は「赤身」(31%)と「白身」(34%)が拮抗し、中国・四国・九州は「白身」(38%)が「赤身」(30%)より多い。
また年代別で見ると、外食は若い人ほど「洋食」を好み、高齢になるほど「和食」を好む。主菜は若い人ほど「肉」、高齢者ほど「魚」を選ぶ。味付けは、若い人は「濃い味」派が多く、高齢者は「薄い味」派が多くなる。
(グラフ作成:日本リサーチセンター)