総合マーケティング支援のネオマーケティングが全国の20~69歳の男女1000人を対象に実施した調査(調査期間:2016年5月2日~9日)の結果によると、「夏の飲み物」と言われてイメージする飲料の1位は圧倒的多数で「麦茶」(90.8%)だった(図1)。
2位は「炭酸飲料」(46.0%)、3位は「スポーツドリンク」(41.1%)、4位は「ミネラルウォーター、水」(27.8%)と続いた。
最高気温の歴代上位5都市(高知県四万十市、埼玉県熊谷市、岐阜県多治見市、山形県山形市、山梨県甲府市)の「暑いエリア」と「それ以外のエリア」で比べても、ともに「麦茶」がダントツの1位となり、2位~4位も同じだった。
夏の冷蔵庫に常備しておく飲み物は?
夏場、冷蔵庫に常備しておく飲み物を5つ挙げてもらったところ、夏の飲み物のイメージと同様、「麦茶」(74.2%)が群を抜いて多く、2位の「牛乳」(34.7%)と約40ポイントの差を付けた(図2)。小学生以下の子どもがいる人は「麦茶」の常備率が86.0%と特に高く、カフェインや糖分がないことなどが要因と見られる。
- 次ページ
- 飲み物によって飲む頻度が違う?