日用品流通の情報インフラを手がけるプラネットが発表した汗に関する意識調査(調査期間:2016年4月27日~5月18日)の結果によると、若い年代ほど汗を避けたい気持ちが強く、男性より女性の方が汗を敏感に意識している。
20~70代以上の男女4731人に、自分の汗についてどのように考えているか聞くと、「汗をかくのは仕方がない。ただ目立たないようにしたい」(34.3%)との意見が最も多かった(図1)。「できることなら、汗はかきたくない」(32.0%)と「絶対に、汗はかきたくない」(4.7%)を合わせると、汗をかくことに対して否定的な回答が71.0%を占めた。「暑いときは汗をかくのが自然。特に気にしていない」との容認的な回答は28.5%だった。
否定的回答を男女別で見ると、男性(61.4%)より女性(86.0%)が圧倒的に多い。年代別では若い人ほどその割合が高く、中でも女性20代(94.5%)と30代(91.5%)は9割を超える。
年代の上昇とともに汗が気にならなくなる
反面、年代が高くなるほど容認的回答が増え、男性60代と70代上、女性70代以上では2人に1人以上が汗を時に気にしていない。加齢とともに代謝の影響で汗をかきにくくなるなど、汗を気にする場面が減ることも理由の1つと予想される。
自分の汗と異性の汗、それぞれどの程度気になるか聞いてみると、自分の汗は「少し気になる」「気になる」「とても気になる」の合計が82.5%、異性の汗については79.8%といずれも高かった(図2)。
男女別で見ると、自分の汗についても異性の汗についても、気になる割合は女性の方が男性より10ポイント以上高い。
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