全国で調剤薬局を展開する日本調剤は、ビジネスパーソンの健康に関する意識調査(調査期間:2016年4月15日~18日)の結果を発表した。それによると、年齢や性別にかかわらず2人に1人以上が自分の健康に不安を抱いている。
全国の20~69歳の男女ビジネスパーソン1000人に、自分の健康に不安を感じることがあるか尋ねると、「ある」(「非常にある」と「少しある」の合計)との回答は58.8%にのぼった(図1)。
男女ともすべての年代で半数以上が不安を感じており、その割合が最も高いのは女性20代(65.0%)だった。次いで女性60代(63.0%)、女性30代と男性60代(いずれも62.0%)が続き、逆に最も不安が少ないのは男性20代(52.0%)だった。
よくある不調? 健康に不安を感じるときは?
不安を感じることがあるという人に、どのような体の状態からそう感じるか聞くと、「疲れやすい」(57.7%)、「肩・首こりがひどい」(41.8%)、「体がだるい、重い」(39.5%)が上位に並んだ(図2)。
男女別で見ると、トップ3のいずれも女性の回答率が男性より多く、「寝ても疲れがとれない」「体の冷えやむくみ」「目眩を感じる」といった不調を不安の要因として挙げた割合も、女性が男性を大きく上回った。
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- 5人に1人は生活習慣病