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熱中症のリスク、マスクで高まる? 適宜はずして水分摂取を

マスク着用での熱中症のリスク、予防策のポイント

 田村知子=フリーランスエディター

マスクは状況に応じて、周囲に配慮しながらはずす

 6月1日には、三宅さんも所属する日本救急医学会や日本感染症学会など4学会が共同で、「新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた熱中症予防に関する提言」を発表した。また、環境省と厚生労働省も、「令和2年度の熱中症予防行動」のリーフレットを作成し、活用を促進している。

※日本救急医学会・日本臨床救急医学会・日本感染症学会・日本呼吸器学会による「新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた熱中症予防に関する提言」(令和2年6月1日発表)を基に作成
[画像のクリックで拡大表示]

 温度調節については、一般には室温が28度、湿度が70%を超える場合はエアコンの使用が勧められている。しかし、これはあくまで目安で、「日中は自分が最も過ごしやすく、夜はぐっすり眠れる温度を見つけて調整することが大切」(三宅さん)だという。

 マスクの着脱も、状況に応じて行いたい。交通機関や公共施設、スーパーなど屋内でも人の多い場所ではマスクの着用が求められるが、そうした場所では冷房が効いているため、熱中症になるリスクは低い。注意が必要になるのは、屋外での移動や活動をするときだ。人との距離に配慮した上で、マスクを適宜はずして、休憩を取るようにする。

 「暑い時期におけるジョギングなど屋外でのスポーツは、人と十分な距離をとった上で、マスクをはずして行うのが望ましい。難しい場合は、通常よりも休憩の回数を増やしたり、時間を長くしたりするほか、休憩の場所を日陰から冷房が効いた屋内に移したりする工夫を」(三宅さん)

 運動自体は、汗をかいて体を暑さに慣らしたり、筋肉をつけて水分の保持力を高めたりすることで、熱中症になりにくい体をつくる。暑さが厳しくなる前に、朝や夜に散歩をする、屋内でスクワットなどの筋力トレーニングをするなどして、「夏の体」づくりをしていこう。

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