コンビニランチ派が不足しがちな栄養素、足すべき食品は?
浮かび上がった3人に1人が「ダブル糖質」の実態
及川夕子=ライター
糖質をたくさん食べないとお腹がいっぱいにならない人はどうしたらいい?
食事の前に豆乳やヨーグルトをとるようにしてみましょう。満足感が得られ、食べ過ぎを減らせる可能性があります。実際に、揚げ物などの1品が自然と減ったという人もいます。
ヨーグルトをプラスしたら、カロリーオーバーになって太りませんか?

前述した通り、ヨーグルトを食事の前に食べることで、食べ過ぎ防止につながります。また、ダイエットで重要なのは、カロリーだけではなく栄養バランス。カロリーだけ気にしていると、一時的にやせたとしても、筋肉量が減るなどして結果的にやせにくい体質になるのに対し、糖質過多、たんぱく質不足の人が、たんぱく質が豊富なヨーグルトを食べると、栄養のバランスがとれ、健康的にやせやすくなるとも考えられます。
以前、20~40代の男性30人にランチ前(30分前)または夕方16~18時に、ヨーグルトを200g摂取してもらう、2週間のモニター調査を実施しました(*2)。その結果 、「腹囲平均1.8cm減」「筋肉量平均0.29kg増加傾向」という結果が得られました。普段の食生活を変えず、運動もプラスしなかったにもかかわらず、ウエストサイズがダウンし、筋肉量増加の傾向が出たのです。
わずか30人のモニター調査の結果なのであくまでも推測ですが、ヨーグルトをプラスオンすることで、メタボやダイエット効果にもつながる可能性があるので、手軽にプラスできる食品として活用するとよいと思います。
一般社団法人大人のダイエット研究所 代表理事 管理栄養士

