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2人死亡、患者は25人に、韓国のMERS感染、3次感染例も

 三和 護=日経メディカル

 韓国のMERS感染で初めての死者が報告された。韓国保健福祉部の6月2日発表によると、発端者と同じ病棟だった57歳の女性患者が6月1日死亡した。同日、隔離治療中だった6例目の71歳男性患者も死亡した。

 また感染者数は、1日に1人、2日に6人と新たな患者が確認され、累計で25人となった(図1)。

図1 韓国のMERS感染者の推移

 1日に確認された患者で、最初の死亡例は57歳女性で喘息に起因する呼吸障害があり、5月11日から入院加療中だった。5月15~17日に発端となった患者と接触、その後状態が悪化し治療中に死亡した。治療に当たった医師は、基礎疾患によって免疫力が弱まりMERS感染後の臨床経過の悪化に影響したとコメントしている。

 死亡した71歳男性は、慢性閉塞性呼吸器疾患があり、2011年には腎臓癌のために腎臓摘出術を受けていた。

 一方、2日に確認された患者は6人で、うち4人の患者は発端者からの2次感染例で、2人は16例目となった確定患者からの感染(3次感染)だった。

 3次感染例が出ていることについて韓国保健福祉部は、すべての事例は院内感染例であると指摘している

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