ジョンソン・エンド・ジョンソンのビジョンケア カンパニーは、コンタクトレンズユーザーの眼科受診に関する実態調査(調査期間:2015年4月3日~6日)の結果を発表した。それによると、コンタクトレンズをインターネットで購入する人の多くは、眼科受診の重要性を認識しつつも、検査を受けるより金額の安さや利便性を優先している。
インターネット経由でコンタクトレンズを購入する割合は店舗の次に多い
使い捨てコンタクトレンズを使用している全国の12歳~59歳の男女1000人に、普段どこでコンタクトレンズを購入するか尋ねたところ、「インターネット」(34.5%)は「コンタクトレンズ専門店・量販店」(38.4%)に次いで多く、主要な購入手段の1つになっている。
インターネットで購入する理由を聞くと、「金額が安いから」を1位に挙げる人が68.1%と最も多かった。「眼科を受診する手間が省けるから」については49.9%が2位の理由、33.3%が3位の理由として挙げた。「自分の都合のいい時に注文・受け取りができるから」は3位に挙げる人が41.7%と多い一方で、1位に挙げる人も22.3%にのぼった(図1)。
インターネットで購入することに対して、「きちんと医師の診断を受けたほうが良いとは思う」という意見は81.1%(「非常にあてはまる」と「まああてはまる」の合計)を占めた。一方で、77.1%が「視力の変化や、目に異常がないので、インターネットで十分である」と答えている(図2)。
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