日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > 医療・予防  > トピックス  > 男性と女性、実際はどちらが痛みに強い?  > 3ページ目
印刷

トピックス

男性と女性、実際はどちらが痛みに強い?

痛みを感じたときに「我慢する」のは女性より男性

 伊藤左知子=フリーライター

「長く続く痛みに対する対処」に関する男女の共通点

 長く続く痛みに対する意識や行動は男女で若干異なる傾向がみられたが、男女共に共通して分かったのは、長く続く痛みを抱えていても、多くの人が病院に通院していないという現状である。

 アンケート調査から、長く続く痛みを抱える人のなかで、痛みの強さが3以上ある人でも、現在病院に通院している人は3割にも満たないことが分かった。実は、痛みの強さを11段階で評価して(0:まったく痛みはない、2:ほんの少し痛い、4:少し痛い、6:痛い、8:かなり痛い、10:想像を絶する最悪の痛み)、3以上ある痛みは治療対象とする国際的な指針が出ているのだが、現実には、多くの人が治療すべき痛みを我慢しているのである。

あなたは今まで(5年以内)に「長く続く痛み」で病院・医院に通院したことはありますか?
出典:ファイザー「男女比較:長く続く痛みに関する実態調査2015」より
[画像のクリックで拡大表示]

 順天堂大学医学部麻酔科学・ペインクリニック講座教授の井関雅子さんは、「アンケート調査から、女性の方が痛みに強いという通説が、男女共に支持されていることが分かりましたが、実際には、女性は早期の段階であれこれと自己対処して、男性のほうがむしろ痛みを我慢していることが分かりました。ただ、全体的に病院に行く人は少なく、さらに女性の場合、様々な人に相談したり、口コミを重視するあまり、情報に振り回され、正しい対処(専門家の診断)に辿りつくまで遠回りしている可能性もあります」と警鐘を鳴らす。

日経グッデイ初割キャンペーン

RELATED ARTICLES関連する記事

医療・予防カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 始めよう筋トレ 最低限やりたいエクササイズと食生活のポイント

    筋トレはできるだけ若いうちに始めることに大きなメリットがあるといわれる。それはなぜなのか。また、どんな筋肉をどのように鍛えるのが効果的なのか。高齢になってもしっかりした足腰でいるために今のうちから最低限やっておきたい筋肉エクササイズ、食生活の注意点などを知り、今年こそ「筋トレ習慣」を身に付けよう。

  • 第3波を乗り切るためのコロナ対策

    新型コロナウイルスの新規感染者が再び急増し、日本は今、流行の第3波を迎えている。今後さらに気温と湿度が下がると、ウイルスの生存により適した条件が整うようになる。これ以上の流行拡大を防ぐためには、1人1人が感染予防策を改めて見直し、感染リスクの高い行動を避けて生活することが不可欠だ。第3波を乗り切るためのコロナ対策を、もう一度まとめた。

  • 寝たきり予備軍「フレイル」を防ぐためにできること

    老化を防ぎ、健康寿命を延ばすためには、加齢により心身が衰えた状態である「フレイル」の予防が必要になる。フレイルは、健康な状態と要介護状態の中間に当たるが、これを避けるために特に重要なのが「筋肉量の維持」だ。筋肉量が減少すると、足腰が弱くなって寝たきりにつながるだけでなく、認知症や心疾患のリスクが上がることも分かってきた。筋肉量を維持し、フレイルを防ぐために何をすればよいだろうか。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設 日経Gooday初割キャンペーン

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2021 Nikkei Inc. All rights reserved.