日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > 医療・予防  > トピックス  > 男性と女性、実際はどちらが痛みに強い?  > 4ページ目
印刷

トピックス

男性と女性、実際はどちらが痛みに強い?

痛みを感じたときに「我慢する」のは女性より男性

 伊藤左知子=フリーライター

2人に1人が「痛みはあっても我慢すべき」と考えている

 また、アンケート調査では「痛みがあってもある程度我慢すべきだ」と思っている人が、男性53.2%、女性58.6%と半数以上の人が、ある程度の痛みは我慢すべきと考えていることも分かった。井関さんは「日本には我慢は美徳という精神がありますが、痛みを我慢することは美徳ではありません」と強調する。

 井関さんによると、痛みには主に、けがや炎症で発痛物質が生じる『侵害受容性疼痛』と、神経が正常に働いていないことにより発生する『神経障害性疼痛』の種類があり、当然のことながら、痛みの種類によって使われる薬は異なる。この薬の選択を間違えると、症状が治らないどころか、場合によっては悪化することもある。それだけに、病院の受診は不可欠だ。

 では、どのタイミングで病院を受診するのがいいのだろうか。井関さんは次の項目がひとつでも当てはまれば、受診するタイミングだという。

病院を受診するタイミング
  • 痛みの強さが11段階のうち3以上のとき
  • 症状が改善しないとき
  • 安静にしていても痛いとき
  • 「ピリピリ」「ジンジン」など通常の痛み方と違うと感じるとき
  • 痛みで夜眠れないとき

 「痛みが続く人は、「ペインクリニック」などの痛みの専門診療科で、早期に適切な診断と治療を受けることが大事。と言う井関さん。痛みの原因の中には完治が難しい場合もあります。完全主義に完治を目指すのではなく、改善を目指しましょう。痛みの原因がはっきりしない場合も、原因を突き止めるより、痛みの緩和を行い、生活の質の向上に努めることが大切です」と話した。

 あなたは、これくらいの痛みは我慢できると思って、長く続く痛みを我慢していないだろうか。痛みが続くなら、我慢せずに医療機関に相談を。

先頭へ

前へ

4/4 page

RELATED ARTICLES関連する記事

医療・予防カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 疲労解消は「脳の疲れ」をとることから

    しつこい「疲労」の正体は、実は脳の自律神経の機能の低下であることが近年の疲労医学の研究で明らかになってきた。本記事では、放置すると老化にもつながる「疲労」の怖さとその解消法を、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。

  • 怖い病気を招く「中性脂肪」を食事・運動で徹底対策!

    健康診断でもおなじみの項目である「中性脂肪」。血液中の中性脂肪が150mg/dLを超えると、脂質異常症の1つ、「高中性脂肪血症(高トリグリセライド血症)」と見なされる。血管の老化を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞を遠ざけるためにも、中性脂肪が上がるのを避けなければならない。そこで、今回はやっかいな中性脂肪の正体や、食事や運動でできる鉄板の対策法を一挙紹介していく。

  • 長年の悩み「腰痛」を解消! 痛みを和らげる体操4選

    腰痛は日本人の国民病とも言える身近な症状だ。特に問題なのは、原因がはっきりしない、「なんだか知らないけど、いつの間にか…」始まってしまう「慢性腰痛」だ。長年にわたって慢性腰痛で悩む人は少なくない。そこで、今回は長引く腰痛の解消が期待できる体操を一挙紹介する。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2022 Nikkei Inc. All rights reserved.