日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > 医療・予防  > トピックス  > 西城秀樹さんを襲った「脳梗塞」 身近で起きたらどう対処すべき?  > 2ページ
印刷

トピックス

西城秀樹さんを襲った「脳梗塞」 身近で起きたらどう対処すべき?

夏は多発期!「手足のしびれ」「ろれつが回らない」などの症状に注意

 日経Gooday編集部

夏は多発期、水分不足による脱水症状が影響

 季節的に比較的よく起こるのは、夏と冬です。夏場は水分不足による脱水症状が影響しますが、冬の寒い時期は血圧が急激に上昇して起こります。動脈硬化が進むと、特に夏は脱水で血がドロドロになって血管が詰まりやすくなります。不整脈がある場合も、水分不足で血栓ができて脳梗塞を起こしやすくなり、注意が必要です。

身近な人が脳梗塞で倒れた時の対処法

 脳梗塞はある日突然起こりますが、そうはいっても、一過性脳虚血発作(TIA;Transient Ischemic Attack)と呼ばれる前兆が出ることもあります。半身が動かない、脱力といった脳梗塞特有の症状が出た後、しばらくすると回復するような、文字通り一過性の発作です。この時、一番良くないのは「症状が消えたから治ったんだ」と考えて、病院に行かずに放置するパターンです。特に高齢者だけの家族の場合は、外出を負担に感じて、「主人の具合が悪いけど、とりあえず様子を見よう」ということがあります。

 最近は安易に救急車を呼ぶなと言われますが、体の麻痺やしびれ、ろれつが回らない、といった症状が出たら、様子を見ている場合ではありません。即病院へ、と考えましょう。なぜなら、脳梗塞は早ければ早いほど治療がうまくいくからです。発症から4.5時間以内の「超急性期」であれば、脳の血栓を溶かすt-PAという薬を使うことができます(血栓溶解療法)。この治療がうまくいけば完全に症状が消える可能性もあります。

 ところが、この薬は「超急性期」を過ぎると効果が落ちるため、使うことができなくなります。脳梗塞治療は、時間との闘いなのです。受診を迷ったときは、下表のようなチェックポイントも参考にしてください。

[画像のクリックで拡大表示]
この記事は、「夏は多発期! 脳梗塞治療は時間との闘い」(執筆:田中美香=医療ジャーナリスト)を基に作成しました。

先頭へ

前へ

2/2 page

日経グッデイ春割キャンペーン

RELATED ARTICLES関連する記事

医療・予防カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 悪玉コレステロールを下げ、善玉コレステロールを上げる実践的な対策

    健康診断で多くの人が気にする「コレステロール」。異常値を放置すると動脈硬化が進み、心筋梗塞や狭心症のリスクが高まっていく。数値が悪くても自覚症状がないため、対策を講じない人も少なくないが、異常値を放置しておいてはいけない。では、具体的にどのような対策を打てばいいのだろうか。今回のテーマ別特集では、健診結果のコレステロール値の見方から、具体的な対策までを一挙に紹介していこう。

  • 老化を進める「糖化」から身を守る対策とは?

    “老けにくい”体にしたいというのは誰もが共通に思うこと。その老化の原因の1つとして最近注目されているのが「糖化」だ。この糖化、見た目の老化はもちろん、体内の血管や内臓、骨、関節などの機能低下にも密接に関わっているという。糖化リスクを遠ざけ、老化を遅らせるためには何を実践すればいいのだろうか。今回のテーマ別特集では、糖化の健康への影響から、その対策までを一挙に紹介しよう。

  • 歩くだけではダメ? 失敗しない運動習慣の作り方

    「ひと駅前で降りて歩く」「テレビを見ながら軽い筋トレをする」…これをもって「運動習慣がある」と思っている人は意外と多い。しかし、フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんは「強度の低い運動、筋肉がつかないような運動は、いくら続けても十分な成果が得られません」と断言する。では、健康診断で引っかかった数値を改善したり、カロリーを消費して減量したり、病気を予防するといった目的を達成するためには、どのような運動をすればいいのだろうか?

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Goodayマイドクター申し込み

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2020 Nikkei Inc. All rights reserved.