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西城秀樹さんを襲った「脳梗塞」 身近で起きたらどう対処すべき?

夏は多発期!「手足のしびれ」「ろれつが回らない」などの症状に注意

 日経Gooday編集部

夏は多発期、水分不足による脱水症状が影響

 季節的に比較的よく起こるのは、夏と冬です。夏場は水分不足による脱水症状が影響しますが、冬の寒い時期は血圧が急激に上昇して起こります。動脈硬化が進むと、特に夏は脱水で血がドロドロになって血管が詰まりやすくなります。不整脈がある場合も、水分不足で血栓ができて脳梗塞を起こしやすくなり、注意が必要です。

身近な人が脳梗塞で倒れた時の対処法

 脳梗塞はある日突然起こりますが、そうはいっても、一過性脳虚血発作(TIA;Transient Ischemic Attack)と呼ばれる前兆が出ることもあります。半身が動かない、脱力といった脳梗塞特有の症状が出た後、しばらくすると回復するような、文字通り一過性の発作です。この時、一番良くないのは「症状が消えたから治ったんだ」と考えて、病院に行かずに放置するパターンです。特に高齢者だけの家族の場合は、外出を負担に感じて、「主人の具合が悪いけど、とりあえず様子を見よう」ということがあります。

 最近は安易に救急車を呼ぶなと言われますが、体の麻痺やしびれ、ろれつが回らない、といった症状が出たら、様子を見ている場合ではありません。即病院へ、と考えましょう。なぜなら、脳梗塞は早ければ早いほど治療がうまくいくからです。発症から4.5時間以内の「超急性期」であれば、脳の血栓を溶かすt-PAという薬を使うことができます(血栓溶解療法)。この治療がうまくいけば完全に症状が消える可能性もあります。

 ところが、この薬は「超急性期」を過ぎると効果が落ちるため、使うことができなくなります。脳梗塞治療は、時間との闘いなのです。受診を迷ったときは、下表のようなチェックポイントも参考にしてください。

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この記事は、「夏は多発期! 脳梗塞治療は時間との闘い」(執筆:田中美香=医療ジャーナリスト)を基に作成しました。

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