フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、オーラルケアの重要な要素である唾液に焦点を当て、30歳代~50歳代の男女600人を対象に「口の乾燥と唾液に関する調査」(調査期間:2015年3月13日~15日)を実施した。
日常的に口の中が乾燥していると感じることがあるか尋ねたところ、9.2%が「よくある」、45.5%が「たまにある」と答え、合わせて過半数(54.7%)が日常的に口の中が乾いていると感じていることが分かった(図1)。
口を潤すためにしていることを聞くと、「飲み物を飲む」(72.0%)、「口をゆすぐ/うがいをする」(45.2%)、「水を口に含む」(44.7%)がトップ3に挙げられた(図2)。
水分で潤す以外に、「舌を動かす」(9.5%)、「アゴを動かす」(5.0%)、「唾液腺マッサージをする」(3.2%)といった唾液を分泌させる方法は、実践者が著しく減少する。
唾液には、食べ物のカスを洗い流し、歯の表面に膜を作り、口内細菌の繁殖や活動を抑え、虫歯に強いエナメル質を形成するといった作用があるが、回答者の69.8%はこれまで唾液の作用について知る機会が「なかった」(「まったくなかった」と「ほとんどなかった」の合計)と答えた。
