健康・医療に関する電話相談などを手掛けるティーペックは、セカンドオピニオンに関する意識調査(調査期間:2015年4月3日~5日)の結果を発表した。それによると、セカンドオピニオンの認知度は9割を超え、大多数が利用したいと考えているものの、実際にどのように受ければいいか知られていない傾向がある。
20歳代~60歳代の男女3000人に、セカンドオピニオンを知っているか尋ねたところ、「言葉も意味も知っている」は63%、「言葉だけは知っている」は29%で、全体の認知度は92%にのぼった(図1)。また88%が、大きな病気で手術が必要と診断された場合にセカンドオピニオンを受けたいと答えた。
セカンドオピニオンを受けたいと思う理由は、「他に治療方法がないか聞きたいから」が最も多く、「主治医の治療方針が正しいかどうか確認したいから」「医療事故・医療ミスを避けたいから」が続いた(図2)。
セカンドオピニオンを受けるにあたり重視することは、「医師の技術の高さや知識・経験の豊富さ」「医師の話しやすさ」「相談する時間を十分にとってくれること」がトップ3に挙げられた(図3)。
