ネオマーケティングは、全国の20~50代の女性1880人を対象に、食事制限ダイエットに関するアンケート調査(調査期間:2016年3月7日~8日)を実施した。その結果から、美と健康を意識して取り組んでいるはずのダイエットによって、体に異変をきたしてしまい、本末転倒しているダイエット実践者が多いことが分かった。
糖質を制限する「糖質オフダイエット」を行ったことがあるかとの質問に対し、約6人に1人(16.7%)が「ある」と答えた(図1)。糖質制限の度合い別で見ると、本格的に朝・昼・夕食で糖質を制限する「スーパー糖質制限」が3.0%、1日2食で糖質を制限する「スタンダード糖質制限」が4.8%、1日1食のみ糖質制限する「プチ糖質制限」が8.5%だった。
糖質オフダイエットで半数は「リバウンド経験」
糖質オフダイエットの成果について尋ねたところ、約2割(19.4%)が「効果があり、リバウンドもしなかった」と答えた一方で、「短期的に効果があったが、リバウンドした」が約半数(47.3%)を占めた(図2)。
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