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災害に負けないために…、避難生活で役立つ漢方薬

2016年4月14日、熊本県を襲った震度7の地震を皮切りに、九州地方では大きな地震が相次いでいます。日経Goodayで連載中の「幸福薬局・幸井俊高の しあわせ漢方」の筆者である幸福薬局の薬剤師、幸井俊高さんに避難生活で役立つ漢方薬について聞きました。

 被災された方は、物資の不足、避難生活の長期化などの心配が後を絶たないと思いますが、もし漢方薬が手に入る状況でしたら、次のようなものが役に立ちます。市販薬でも問題ありません。

  • ■元気や気力を補う、胃腸の調子をととのえる

    四君子湯(しくんしとう)
     なければ六君子湯(りっくしとう)や補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

  • ■ストレスを緩和する

    四逆散(しぎゃくさん)
     なければ加味逍遙散(かみしょうようさん)や柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)

  • ■不安で眠れないとき

    酸棗仁湯(さんそうにんとう)
     なければ甘麦大棗湯(かんばくだいそうとう)や帰脾湯(きひとう)

  • ■からだを温める

    八味地黄丸(はちみじおうがん)
     なければ当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)や当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

  •  漢方を飲んでいれば必ず、より元気に、より健康になれると信じています。被災された方々、現地で業務に当たっている方やボランティア活動に参加される方を応援しています。

    (聞き手:中西 奈美=日経Gooday編集部)

    幸井 俊高(こうい としたか)さん
    「薬石花房 幸福薬局」代表
    幸井 俊高(こうい としたか) 東京大学薬学部卒業。北京中医薬大学卒業。ジョージ・ワシントン大学経営大学院修了。1998年、中国政府より中医師の認定を受け、日本人として18人目の中医師となる。2006年に帝国ホテルプラザ内に「薬石花房 幸福薬局」を開局。『漢方でアレルギー体質を改善する』(講談社)、『男のための漢方』(文春新書)など著書多数。

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