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機能性表示食品、若い男性ほど関心強く

認知率は約5割、飲み物・ヨーグルト・サプリで高い利用頻度

 鈴木英子=ニューズフロント

 食品の機能性を分かりやすく表示することで、消費者が商品について十分な情報を得て選べるようにする「機能性表示食品制度」が2016年4月1日で導入から1年経ったことを機に、江崎グリコは機能性表示食品に関するアンケート調査(調査期間:2016年3月12~13日)を実施した。

 20~60代の男女1000人に、機能性表示食品制度を知っているか尋ねたところ、「制度の内容まで詳しく知っている」(5.0%)と「内容を詳しくは知らないが制度の名称は知っている」(45.6%)を合わせた認知率は50.6%だった(図1)。

図1◎ 機能性表示食品制度を知っているか
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 性・年代別でみると、女性40代以降の認知率は高く、特に60代女性は63.0%にのぼる。しかし「詳しく知っている」と答えた割合は若年層の男性に多い。中でも20代男性(12%)は全体平均の2倍以上で、スマートフォンを駆使するような情報感度の高い男子が関心を持っていること示している。

 機能性表示食品を食べたり飲んだりしたことがある274人のうち、「毎日」摂取している人は10.9%、「毎日ではないが定期的に」摂取している人は23.7%だった。

 どのような種類の機能性表示食品を摂取したことがあるか尋ねると、「清涼飲料水(お茶、ジュースなど)」(63.5%)が最も多く、「ヨーグルト」(59.1%)、「サプリメント」(45.3%)が続いた(図2)。

図2◎ 摂取したことのある機能性表示食品の種類は(機能性表示食品の摂取経験者)
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 機能性表示食品に期待する効果を聞くと、「おなかの調子を整える」(42.0%)、「脂肪や糖の吸収を抑える」(40.9%)、「体脂肪を減らす」(40.5%)、「腸内環境を改善する」(39.4%)が上位に並び、健康を意識している層のニーズが高いことがうかがえる(図3)。

図3◎ 機能性表示食品に期待する健康機能は(機能性表示食品の摂取経験者)
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 回答者全員に、機能性表示食品に対する期待や要望を質問すると、「手ごろな価格で購入できるものが欲しい」(52.1%)がトップに挙げられた。価格への期待以外では、「さらに効果の高いものが欲しい」(22.6%)や「どの商品が機能性表示食品なのかがわかるように商品パッケージの表示を工夫してほしい」(22.0%)などの意見が寄せられた(図4)。

図4◎ 今後の機能性表示食品に対して期待することは
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