たまった疲れ、固まった体は「アクティブレスト」でリセット!
「ストレッチ」と「低酸素トレーニング」で日々の疲れを解消
氏家裕子=ライター
続けて、開脚をマシンで体験。自分の力だけでは伸ばせないところまで脚を広げられて気持ちいい!と思ったのもつかの間、股関節をひねった状態の開脚に移り、腸脛靭帯という部分を富野さんからプッシュされて思わず「イテテテ!」と声が。
普段、なかなか経験しない痛みに顔も歪んだが、押されることで血流が促され、スッキリ。「もっと押してほしい…」と筆者。癖になる痛さだ。
最後に、お尻の筋肉にアプローチ。自分の体重を使って動かすことで、脚を乗せている側のお尻の筋肉が伸びていく。
左側のお尻のストレッチを終えた直後に、足踏みしてみると、なんと左脚だけがまるでなにもついていないような軽さになった。それに比べて、ストレッチ前の右脚の重いこと…。富野さんいわく、この軽さが本来の状態だというから、普段どれだけ重い体に慣れ切っていたのだろうと驚愕する。
最後に、再びマットに寝転がり、体の変化をチェックしてもらった。ストレッチ前には浮いていた右肩が元に戻り、床に体が沈んでいるような感覚に変わっている。立ち上がって腕を振ったり、脚を回したりしてみると…軽い! 今すぐ体を動かしたい気分!
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