家事の中で最も手が荒れると感じるものを聞くと、「食器洗い」(71.3%)がダントツでトップに挙げられ、「調理」(11.8%)、「ぞうきんがけ/水拭き」(5.0%)、「水回りの掃除(トイレ、ふろ場など)」(3.9%)などを大きく引き離した(図3)。
食器洗いに対しては、「必要だけど、できればやりたくない」(30代)、「あきらめの心境でやっている」といった大嫌い派の意見がある一方、「気持ちをすっきりさせるための気分転換」(40代)、「面倒だけど大切な食器などはていねいに扱いたい」(30代)など前向きな考えでこなしているポジティブ派も少なくなく、大きく2つに分かれる。
食器洗いによる手荒れ防止策としては、「ハンドクリーム」(81.3%)が圧倒的に多く、「家事手袋の着用」(36.8%)、「手肌に優しい食器用洗剤の利用」(30.2%)が続いた(図4)。
オレンジページによると、手肌に優しい食器用洗剤として、「ノンアルコール」が注目されているという。多くの食器用洗剤に含まれるアルコール(エタノール)は手肌の皮脂膜を溶かし、乾燥を招く原因のひとつとされている。オレンジページは、食器用洗剤を選ぶ際に「ノンアルコール」を1つの目安にしてみることを提案している。