総合マーケティング支援のネオマーケティングは、ビジネスパーソンの朝食をテーマに実施したアンケート調査(調査期間:2016年2月19日~21日)の結果を発表した。
全国の20~59歳の有職男女1040人に、朝食を摂る頻度を聞いたところ、約6割(58.8%)が「毎日必ず摂っている」と回答した。一方で、「たまに摂っている」(27.3%)と「朝食は摂っていない」(13.8%)を合わせると、4割以上が朝食を毎日は摂れていない(図1)。
「普段、健康に気をつかっている」という回答者(715人)では、朝食を毎日必ず摂っている割合は62.5%を占めた。「健康に気をつかっていない」という回答者(325人)の場合、その割合は50.8%に低下する。
朝食は手軽に食べられるパン派が多数
朝食を摂るときに食べることが多いものを挙げてもらうと、「パン」(58.3%)が1位、「ごはん・おにぎり」(48.9%)が2位だった。3位に「菓子パン」(16.5%)もランクインしており、パン派が多いことがうかがえる(図2)。
「パン」「ごはん・おにぎり」「菓子パン」それぞれについて、朝食で食べる理由を尋ねると、「パン」「菓子パン」は「手軽に食べられるから」との回答が最も多かった。「ごはん・おにぎり」は「おいしいから」が理由のトップとなり、現代のビジネスパーソンは「手軽に」「おいしく」食べられる朝食を求めていることが分かる(図3)。
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- 朝食は摂るべき?