40代男性は人生の後半に差しかかった覚悟を抱きつつも、若さへの未練との間で揺れている。マンダムが実施した男性ミドル層の意識調査(調査期間:2016年1月)の結果から、さまざまな思いの「はざま」にいる40代男性の姿が浮き彫りになった。
40代の働く男性451人に、40歳になった時の気持ちを尋ねたところ、「もう40歳だ」との実感が大半(75.8%)を占め、「まだ40歳だ」は1割未満(9.1%)だった(図1)。
40代となった今の気分を聞くと、「年を取るのは仕方ない」(39.0%)との意見が最も多く、「年を取ることはいいことだ」(4.7%)と「年を取ることも悪くはない」(14.2%)を合わせると、加齢受け入れ派が約6割(57.9%)を占めた(図2)。
しかし残りの約4割(42.1%)は、「50代になるのが嫌だ」「出来れば40代のままでいたい」「出来れば10~30代に戻りたい」と、加齢を受け入れられずにいる。
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